怯える側も恐れる側も命懸けだけど、その裏には「死ねや!」という憎悪が隠れている。金俊平が凶暴なのは、人々の怯えや恐れ、優しさが隠れ蓑にしか見えないからではないか。金俊平は人を詮索しないしされるのを嫌う。本能だけで生きている人間だから人とのお喋りが少なくて済むのかもしれない。

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