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初めて、占ってもらったお話。

占いは、雑誌やWebやTVの朝のコーナーでちらっと見る程度。
母は占いの本を手放さない人だったがまったく幸福ではなかった。
文句ばかりで何も動かなかったヒト、として反面教師だった母。

前の職場は全員占いマニアで、手があけば夢中で占いの本やサイトを見て
「当たってるー!!」と性格や傾向がその通りだとはしゃいでいた。
何かを占いに勧められても「〇〇するといいって~。やろっかな(笑)」と言うだけで何かを始めることはない。

色々なことを始めて頑張ってはいるが、目的地が描けていないので
私はどこへ向かっているのだろうか、と漠然とした不安感にここ最近、捕らわれていた。
昨日、天然石の力を借りている、という話を書いていて
なんとなしに、「そういえば人生で一回も、対面で自分1人を占い師さんに占ってもらう、て経験ないな」と思ったのだった。

ネガティブなイメージも多い「占い」
何かを売りつけられる?これを買わないと不幸になるとか脅される?
時間制だから、延長を断れないような雰囲気で結局予算オーバー、なんてGoogleレビューの店もあるなぁ・・・。

あまり遠くなくて、定期券の範疇にある街で、どっかレビューのよさそうなお店ってあるかなぁと探していたら、Google☆5のサロンが北千住に。
皆さん、「背中を押してもらった」「励まされた」と書いている。

羅針盤、かぁ。うん。迷ってるときの羅針盤という意味で占いを「使う」の悪くないかもな、と思い、前日じゃ空いてないかな?とWeb予約ページを見ると、とても目力のある占い師の方の写真と目が合ってしまった。
混雑状況、オープンすぐの時間なら予約できそうだった。

20分3500円。おおいに迷った。美容院のカット代くらいか。
いま伸ばしてるからしばらく切らないんだ・・・。
美容院に行ったつもりで、ボサボサにこんがらがった心を梳いてもらうか。

暗闇にほんのり灯り、小さな密室でめっちゃ目力のある先生と対面。

生年月日と、相談内容をざっくり伝える。
タイマーをかけて占いスタート。先生は数字で占う人だそうだ。

自分がどこへたどり着きたいのかが、いいトシをしてよくわからない。
今やっている色々なこと、ムダには絶対にならないのだろうけど
なんのために頑張ってるかが見えなくなって五里霧中なのである。

先生曰く、あなたは現場で体を動かす仕事に違和感があるのではないか?
この数字の人は、人を動かしたり頭脳で何かを変える能力に長けている。
分析、IT関連、芸術方面がマッチする。
恐らく一つの職に長くいない。飽きるから、イヤなことがあるからではなく、「テーマが違う」と感じると苦痛になる。
ゴールが欲しいようだが、あなたは流転する人である。
欲するテーマは恐らく今後も変わっていく。
とても慎重派なので石橋を叩き壊しがちであるが、渡れる橋を見つけて渡る。
運気には波がある。3年ほど前どん底だったはずである(確かに)。
今後それ以下のしんどさはない。今、上り坂である。
「今している行動を加速すべき時期」である。
止まってはいけない。やめない。
2025年の秋からの一年間にやったこと出会った人、した失敗、成功
全てがその後を決めるからそこへ向かって走っていなさい。

この記事、非常に納得のいくものであった。
そもそも占いは膨大なデータ解析であり、実はとても科学的な統計学だと思っている。

今日の先生も、運気は絵で描くと山と谷をつなぐ曲線で、頂点とどん底に目がいくのだが、人生は継続しており、その曲線のどこにいても、その次につながっている。線は無数の点の集まりである、という話をしてくださった。

意味のない日はない。
あえて何もしなかった日も「何もしないをした日」ということだ。

ゲッターズ飯田氏が記事の中で「占い師のいうことをきかない人が結局、うまくいかない」=運を掴めない という話をしていて
占い師が教えているのは結局、「動く時期か否か」に集約されるという話なんですな。
ニュースの事件になるような、「占い師の言いなりになって云々」ということではなくて、「今やるべき!」「今は待ちましょう」という忠告を自分の決断の羅針盤にできるか、訊いておいて結局無視するか、そりゃもう、
生き方の姿勢ですわな。

いますよね・・・・・わざわざ呼び出して時間を取らせてアドバイスを求めて、でも、でもと反論し、一切行動に移さないあるいは逆に、今は静観しなさいよと言うてるのに、でも、でも、となんかやらかしちゃう人。

占いは「使う」もの。冷静に判断して、忠告を無視する分には、それも
「使っている」ことになると思いますが
せっかくお金を払って得た情報は、うまく活用できる人が
運を掴むのだと思います。

運が味方してる、と思っているときは頑張りにブーストがかかる。
今は、忍耐、静観の時期と言われたならば、辛い時期も「終わりはある」と言うことだからこそ、またそれはそれで、頑張れるのでしょう。

初めての体験というのは、それが何であっても、新しい扉が1つ開く感じがして楽しいですね。

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