見出し画像

うちの蝸牛が発情している


昔、多摩地方に住んでいた頃には、探すまでもなくそこかしこに巨大ミスジマイマイなどいたものですが、小さなウスカワマイマイすら見かけなくなった。単に私が老眼でよく道端の生き物が見えていない説はある。

手前のコは、正月によくいくアクアショップで300円で昆虫売り場で売られていた。店長の家の庭から採集したんじゃ(笑)と思いつつ
1月2日に冬眠している蝸牛を買いました。
昨日、夫が「また蝸牛売ってるけど、いる?」とLINEしてくれ
6月にもなると繁殖シーズンだし、お見合いさせてみたく買ってきてもらったのです。

蝸牛は雌雄同体である。昔、映画「ミクロコスモス」で彼らのとてつもなく淫靡な交尾シーンを鑑賞してから、なんて蠱惑的ないきものなのかと魅力にとりつかれています。

この3か月で体格もよくなった手前のコ、突然現れたナイスバディの蝸牛氏にときめいてしまったのか、大人の象徴、ぷっくり膨らんだ頬の性器と
おでこの金平糖のような性フェロモン発生器の頭瘤を出現させました。

お相手に塩対応されたようで、今日あたりはもう、立派な大人の証はしょんぼりしてしまいましたが、夏に向けて関係性に変化があるかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?