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「自分ではどうしようもないこと/変えられること」

2021年6月18日

 母らしき人から必死に逃げている夢。川沿いのコンクリートの護岸を逃げるうち、小さな家に隣接する広大な庭に迷い込んだ。

 背の高い草が生えているが、家付近は丁寧に刈られており、そこではおばあさんがロッキングチェアに座って編み物をしている。

 追手の声がして慌てて姿勢を低くするが、見つかってしまう。

「ほら、動いたからだよ」

 

場面は変わって、空港の売店が立ち並ぶ場所のような所を、男性と並んで歩いている。

 ポーチを探しているようだが、なかなか思い通りの物が見つからない。あれこれ提案してみるが、「うーん……」と納得いかない様子。

「でも、もっと根気よく探してみるよ」と、私の手を取り、歩き始めた。


 急に場面が変わり、丘の上に。スーツがよく似合う男性と話す。

 彼はこれまで、就職ができずに、非正規労働者として働いている。

 しかし、いつか自分の知識で人を救う薬を作りたいという夢を持っていた。

 何度もチャレンジするが、いつもうまくいかない。もう諦めてしまおうかと考えている。

 私は、無理する必要はない、でもあなたは、諦めたくないと思っているはずだと言った。

 すると彼は、つっかえが取れたように、夢を詳細に、専門用語を交えながら、知識をふんだんに用いながら、語ってくれた。

 強い風がひっきりなしに吹き付けていたけど、決して寒くなかった。


 場面は変わり、私はステージの上でドラムを演奏していた。

 途中でボーカルともう一人が上手にはけ、間を繋ぐために色々な曲を叩いていたら、はけた二人が現れ、「いつになったら呼んでくれるの?」と言ってきた。

 私は聞いている話と違うと思った。


 場面はまた変わり、ある部屋にいた。

 他に四人くらいいるが、みな私のことを心配している。

 先程まで戦闘していた何かが、私の中に取りついてしまい、それを浄化するまでの間大変ではないかと気にかけてくれている。

 私は特に異変を感じないので、「大丈夫だよ、みんなも寝て。今日は任務で大変だったんだし」と言った。