令和2年7月豪雨の反省

以前にも記事というか備忘録を書いた令和2年7月豪雨だが、改めて当日の反省を2点と今後の教訓を残しておきたい。
【注意】熊本の内容は一切含まれておりません

川に近づくなってあれほど

大雨のピークを超えたあとの夕方、最上川だけでなくその支流も、今まで見たことがないほど増水していた。
しかし、支流の様子を自分の目で確認したい気持ちから当初の予定を変更して、高い場所から川の水位を確認出来る高規格道路を使った。
結果として難を逃れたが、高規格道路を降りた先で支流の堤防が決壊し、周辺が浸水していた事を後日の報道で知った。タイミングが悪ければ自分も濁流に飲まれていたかも知れない。
増水した川に近づいてはいけない。

その時、空は晴れていた

翌日お昼前後だったが、怖いもの見たさで増水した最上川を見に行った。もちろんギリギリまで近づくなんてことはしない。それなりの距離と高さを保って。
ちなみに氾濫危険水位を下回ったのは昼過ぎ。
あのタイミングで問題が無かったのかは少し迷いがある。なお、メディアやその取材を受ける人、その他自分のような見物人もいたし、道路はクルマが行き交っていた(もちろん川の水面よりは高い頑丈な道路ではある)。
もしあのタイミングで堤防が切れるようなことがあったら。

水無し生活の教訓

5日間ほど蛇口から水の出ない生活が続いた。洗濯物は別のところで何とかした。シャワーも借りたし、少し遠いところの日帰り温泉や中食で乗り切った。特に役立ったのがドラッグストアから調達した水無しシャンプーだ。
幸い下水は使えたので、断水直前に溜めた水でトイレは何とかなった。

そして、H25.7豪雨の教訓を活かした村山広域水道をはじめ、村山流域下水道も断水せずに乗り切った事が大きい。尾大環に限らず他も断水していたら状況はもっと悲惨だったに違いない。
改めて影響を最小限にとどめた関係者の奮闘に感謝をしたい。