一口馬主のあれこれ呟き ~号外‐京サラ22年産で出資した馬達 その②~

ご無沙汰しております。にわです。
先月に書いた京サラ出資馬についての話(10/8)で「無料枠どうしましょう」的な話をしましたが、その後大きく京サラへの出資方針が変更となり、今年の無料枠を行使せずベーシック会員に切り替える事にしました。
ベーシック切り替えの理由としては。。。
①大口ポイント使えるほど出資しない(現金世代5口はキビシー。。。)
②ポイントがあるとついつい出資数が増える
③要らぬ喧嘩をしたくないので最初からNG要件に該当する馬には出資しない

特に③は京サラ的には非常に広範囲に及ぶ要件で、これに引っかかるとまず間違いなく不満の種が湧いてきます。ですので最初から近寄らないのが精神衛生上幸せと判断しました。必然的に出資候補は大幅に絞られるのでなおさらプラチナ会員の意味もないと判断しました。

って事で11月付与のポイントと僅かな現金で出資できる範囲で出資馬を選んで今年はフィニッシュする方向に舵を切った次第です。
ただ、そういう方針となったため、元々プラチナ無料枠で出資する予定だった本命筋のアローシルバー22を取り逃す結果になってしまいましたが。。。まあ仕方ないですね。

って事で今回出資馬に選んだのはこの2頭です。
①アンビホールドゥン22(美浦・牧 光二厩舎)
②ビーウィッチド22(美浦・中川 公成厩舎)
お手頃価格の関東馬2頭です。

①アンビホールドゥン22
基本スペック:
体高152cm 胸囲170cm 管囲20.0cm 体重428kg(9/8)、430kg(11/8)
父:アメリカンペイトリオット(母父:Bluegrass Cat)

出資理由その1:進捗状況
この子は「順調に進んでる」事がまず第一になります。
グランデさんでみっちり稽古を積んでいますし、調教風景の走りも良い走りをしています。
おそらく今年の2歳馬の動向から見るに、デビュー直前までグランデさんで育成調教になるんじゃないかなと考えます。実際「いつまで北海道なのよ?」と思いましたがテンダーデイズなんかは順調に仕上がった状態でデビュー出来てますし不安点は解消してる印象です。
この子は色んな意味で有名な北枕氏のセレクト馬なので、走りそうな馬にありがちな弱い脚元疑惑が懸念点ではありますが、今のところは大丈夫じゃないかな?と考えてます(残念ながらあまり大きくならないかもしれませんし。。。)

出資理由その2:血統
ストームキャット系牝馬にダンジグ系牡馬の組み合わせですのでtheアメリカン・ノーザンな配合です。5代内クロスもノーザンダンサー4x5になりますので何となく一本調子のスピード馬になりそうな懸念もありましたが、深堀すると薄々でナスルーラとかトムフールが顔を出してくるので、この辺りが活性化すれば結構面白いと思います。

その他:馬体
先ほども書きましたが懸念点は「大きくならないかも」です。
胸囲も現時点で170cmと小さな部類ですし、育成を開始している影響もあるのでしょうが馬体重も募集開始時から2か月でほぼ変化なしです。
デビューまでに450kg位になれば良いかなと思ってますが果たしてどうでしょうか?

②ビーウィッチド22
基本スペック:
体高151cm 胸囲173cm 管囲19.7cm 体重402kg(9/11)、420kg(11/8)
父:マジェスティックウォリアー(母父:ハービンジャー)

出資理由その1:マジカルモーション
ビーウィッチドに初年度から4年連続でマジェスティックウォリアーを種付けしていますが、現時点では結果が全く出ていない状況です。

プラウサス 中央未勝利抹消→地方
マジカルモーション 骨折2回 中央未勝利抹消→地方
マジカルレイズ デビュー前

私自身は素質アリと思いマジカルモーションに出資したんですが残念ながら足元が弱く故障の影響で勝ち上がることが出来ませんでした。
ただやっぱり良い馬だったんじゃないか?という思いはまだあり、また牧場が4年も続けて種付けしている執念も感じましたし(さすがに5年目は別の種牡馬でしたが)、今回関東所属で(これ大事)、上のマジカルレイズよりも現段階の馬格もあって繋ぎもシッカリしてそうと判断して出資しました。
マジカルモーションが1口26,000円に対して本馬は10,000円とずいぶん出資しやすい設定だったのも大きな理由ではあります。4度目の正直だから仕方ないでしょうけど。

その他:高橋ファーム
上のきょうだい達がそれぞれ育成は加藤ステーブル、グランデファームだったのですが、今回は生産の高橋ファームがそのまま育成まで行うケースになります。
京サラの高橋ファーム育成馬は去年は1頭のみ(ガラシュ)でしたが、ガラシュも2歳で順調にデビュー出来ましたし、自家生産の馬ですでに手の内にいれた状態で馴致・育成をしてくれるのでより順調に進むんじゃないかと期待しています。実際もう坂路で16秒台も出しているようで、現段階では期待通りに育ってるなと感じています。

まとめ
ってことで、今年の京サラの出資馬は以下の4頭で打ち止めになります。
ノーブルクラウン22
ヴァーチュスター22
アンビホールドゥン22
ビーウィッチド22

今年は結局関東馬3頭+関西馬1頭の陣容に。
ただ今年は三冠レース全て関東の厩舎が勝ってますし、坂路改修も完了して美浦も良い流れが来てると思いますので大いに期待しています。

そんな感じで今回もお付き合いいただきましてありがとうございます。

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