"Smoking"の制作秘話
昨日は新作アニメ"Smoking"が公開されました。
今回は制作秘話をお話しします。
①本作の内容・画面構成決め
本作はシンプルな喫煙をするショートアニメを作りました。タバコの火がつき、口から煙を出し、タバコを口元に戻る流れにしました。当初は1920×1080(16:9)のサイズでした。しかし、画面に空白が大きい上、作画作業で無駄な箇所を描かないといけないので、煙の描写を強調させるよう1080×1920の縦長サイズにしました。また、縦長サイズにする事で人物の横向きが画面構成に適していました。
②作画作業
作画作業は人物は撮影した映像を元にロトスコープでトレースしました。線画のみだと皺の描写が必要で目障りになりそうなので、今回はシルエットに塗りつぶしました。そのおかげで影絵風に表現することができました。
煙のエフェクトアニメの作画は自分なりの動きや表現で描きました。何度も見ながら描いていました。煙草の煙と口からの煙は別々にレイヤーをかき分けました。
③AfterEffectsでの動画編集
作画した素材はAfterEffectsで動画編集をしました。煙はエフェクトの"タービュレントディスプレイス"で形を崩し、煙っぽさを強調しました。また、影絵風にさせるよう、こちらの動画を参考にしました。
色はモノクロに変更にして作品が完成しました。
最後に
昨日の正午に公開した事もあって、再生回数が4桁突破しました!
見て下さりありがとうございます!とても嬉しいです。今週末にもまた新作アニメを公開します。よろしくお願いします。
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