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脳内音読

黙読をするときに、頭の中で「音読」するタイプと、しないタイプがあるそうだ。

ページをざざざざとめくるだけで、1冊読みました!
みたいな人がたまにいるけど(トリックかどうか知らないけど)、
そういう人は絶対に脳内音読をしていない!
脳内音読をしている人は、一定以上のスピードで読めないから。

私は断然脳内音読をしているタイプ。
それまで意識したことはなかったけど、その記事を読んで、ああ、ホントだと気付いた。
「たまに」という人も含めると8割くらいの人が、頭の中で声を出しているそう。

気付いているみと、今こうやってタイピングをしているときも、頭の中で「音」が出ている。
考え事をしているときも、「声」を出しているし、ゲームをするときも、いちいち「話して」いる。
たまに自分でもうるさいなと思うくらい。

ドイツ語を「考えている」ときはもちろんドイツ語で話している。

一方で、人の頭は1つのことだけを考えているのではなくて、ぼんやりとこんなことやあんなことや、みたいな意識だというのを読んだことがあるけど、「声を出して」いるときは、恐らく9割以上それに集中している。

多分、ぼんやりしているときもないわけじゃなくて、そのときはあれもこれもぼんやり思っているだろうと思うけど、私はそういうときが少ないんじゃないかと思う。

記憶には、実は音読より黙読の方がいいというのも聞いたことがある。
補習校は(多分日本の小学校は)、音読の宿題が毎週ある。
音読は目だけでなく、目と口も使うから、前頭前野が活性化されるのだという。

でも、文を読んで、意味をしっかり理解したいとき、私は音読をしていない。
音読は、反対に目以外の器官も使うので、集中力が妨げられるように思う。
受験とかで、まあ基本的にはみんな黙読するけど、たまに唇動いている人がいるよね。

私の夫は反対に音読するタイプ。
私が読むのが面倒くさくてパスするドイツ語の書類など、一度黙読して分からないと、必ず音読する。
(ドイツ人がすらっと理解できないお役所の手紙の書き方ってどうだ?!)

別にどっちが優れているとかはなくて、人それぞれなんだと思う。
それでも、速読を覚えたい場合は、脳内音読をやめないと、一定以上速くならないそう。

私の脳内の声は私の声だけだけど、色々な声が聞こえる人もいるそう。
小説の黙読で、それぞれのセリフで声が違うとかね。
そうやって別の声を話とかできたら、面白いだろうなあ。
(ま、病院を勧められるかも?!だけど。)


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