友人知人に春から「大学で授業取るんだ～」というと、「すごいね」とか「えらいね」と言われる。
「私もやりたいな」という人もいれば、「私には無理」という人もいるけど、たいていそのあとに「時間がないし」という。

マンガ「ちはやふる」の中に、準主役のかるた部の部長太一が
「今日から『でも』と『だって』を禁止する！」
と他の男子部員にいうシーンを思い出し、私も言わせてください。

今日から「時間がない」を禁止する！

時間はみーんな平等に２４時間あるの。
もちろん、仕事の過多や家事育児の差はある。
でも、絶対に無駄にしている時間は多かれ少なかれあるはず！

もし本当に本当に時間がないなら、生活を見直した方がいい。
そんな労働環境とか長すぎる通勤時間とか、家事育児とか、きっとどっか体を悪くするような無理が続いていませんか。

今、私は大学の試験も終わって、成績も無事つけ終わり、春休みなので、正直時間はあるｗ
ええ、毎日ｎｏｔｅに連投しちゃうくらいｗ
でも、初日は「わ～、時間がある！　何しようかなあ」と思っているうちに終わった。
いつもは、「ああ、これもあれもやらないと～」ってあれもこれもできてたのに、のんべんだらりで１日終わっちゃいました。

補習校は土曜日に日本語で勉強する学校だけど、そこで優秀な子は、正直現地校（月～金の学校）でも優秀。
おまけにスポーツしたり、楽器を習っていたり、どっちもやっていたり、全方向オールラウンドに優秀！
つまり、時間の使い方や要領ってもんがいいんだと思う。

もしも、あれもこれもやって、どれも身にならないなら、どれかやめる勇気を持つべきだと思う。

言い方を変えれば、「仕事も家事も忙しくて、子どもに本を読んでやる時間がなーい！」という人は、仕事はさすがに辞められないだろうけど、家事をものすごーい手を抜いて、子どもとの時間を増やすべきだと思う。

掃除なんて毎日しなくても死なないし（持病等で、必要な人は別）、料理だって手抜きでもいい。
でも、子どもはあっという間に大きくなっちゃうよ！！

大きくなったときに、あって思っても、
「お母さんはボクのことなんてどうでもいいんでしょ」
みたいな親子関係になってしまう。

「時間がない」んじゃなくて、「時間の使い方が下手」または「あれこれ詰め込みすぎ」なんじゃないかしら。
時間なんて作るもんでしょ。

でも、人づきあいの言い訳で、
「あ、お茶？　いいなあ、でも今日は時間がなくて～」
っていうのも、やめればいいと思う。

私なら、この人には、私より優先することがあるんだな、と思う。
ちょっと悲しい。
それよりは、時間のない理由をきちんと言った方がいい。
「今日は、このあと●●をするから」って。
そんなんでダメになる関係なら、そもそも要らないしね。
ほら、無駄な付き合いをやめて時間できた♩

私はまだ選考結果通知ももらってないけど、今年度のシラバス見て、どの授業取ろうかなあと思ってワクワクしています。
どうやってやりくりしようかなということすら楽しみです。

無駄な時間なんてあっていいんだよ、それを人はゆとりと呼ぶんだから。
でも、そこにあるものを「ない」と言ってやるな、時間だって可哀想だ。

ドラえもんの秘密道具で、無駄な時間を後から取り戻すことのできる「時門」みたいなのがあったと思うんだけど、そのオチが、のび太くんがだから、「今からまた無駄な時間を溜めておこう！」って昼寝するんだよね。
でも、それは逆に貯金型ではなく、借金返済型の方がいいだろうね。

ドイツのことわざというか言い回しに「Erst die Arbeit, dann das Vergnügen」というのがある。
「初めに仕事、そのあと楽しみ」というくらいの意味。

といいつつ、私は典型的に「Erst das Vergnügen, dann die Arbeit」の快楽刹那主義だけどねー。
さ、仕事します。