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野球部員と話してみたかった

東京都のオンラインマスタークラス「日本語のタネ」の糸川優です。
複数の大学で、日本語教育、キャリア支援、日本人のアカデミックライティングなども担当しています。

今日、駅へ急ごうとしていると、
「野球部です!」
と元気な声に捕まる。
何を求めているのかわからず、「野球部、何?」とフルセンテンスで言おうよ、という意味で問うと、この週末、優勝がかかっていると言うのです。
どうやら、チケットを買ってもらいたかったようでした。
大学野球ではチケットを売るのですね。
きっと1年生なのでしょう。
「ごめんね、ルールもわからないから」と振り切ろうとするけど、「9人でやります!」とどこまでも明るく、めげない野球部員なのでした。

このところ、読解クラスで、テーマとして学校と暴力、スポーツと暴力を扱っています。
それで、かねがね、野球部員と知り合いになりたいと思っていたんです。
これまでの野球人生とか、大学野球の上下関係とか、いろいろヒアリングしてみたかった。
初めて大学野球の部員と接したというのに、惜しいことをした。
チケットを買うことになったのだろうとは思うけれど。

とはいえ、野球部を辞めた人でもなければ、ネガティブなことは言わないかもね。


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