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#48 今年の放送 総まとめ!

https://stand.fm/episodes/658e85fbee775b78acae883e

皆さん、こんにちは。 『うれしい たのしい 日本語さいちゃんねる、日本語教師の さいとう あきひと です。 この番組は日本語を勉強している人と日本に関わるすべての人にお送りしています。

はい、今回2023年最後の放送になりました。今回はゲストの人はいないんですけれども、私が一人でお話をする回にしたいと思います。 今回は今年ゲストに出てくれた皆さんをちょっと振り返りながら、思い出しながらご紹介して、また皆さんにもう一度聞いていただいたりとか、あと来年につなげたりとか、そんなことを考えながら皆さんとおしゃべりしてみたいなと思っています。 よろしくお願いします。

はい、2023年この「日本語さいちゃんねる」にゲストとして来てくれた皆さんは、なんと13人のゲストの方がいらっしゃいました。 たくさんの人に来てお話をしてもらいました。 皆さん、ありがとうございました。 そして聞いてくれた皆さんも、ありがとうございました。 この番組はスタンドFMというアプリケーションで配信を主にしているんですけれども、スポティファイの方からも聞けますので、スポティファイで聞いてくれた方も、けっこうたくさん、去年よりたくさんいて、本当に嬉しかったです。 ということで、この2023年来てくれたゲストの皆さんをですね、少しずつ振り返りながらお話をしてみたいと思います。 もし、こんな人いたなぁとか、これ聞いてなかったなぁとかあったら、ぜひぜひこの年末とか、お正月、新年とかに聞いてみてください。

はい、まず1月に来てくれたゲストの人は、韓国出身のパクソンジュさんです。 パクソンジュさんは、一番新しい放送の12月の今年最後のゲストでも、もう一度来てくれました。 パクソンジュさんは慶応義塾(けいおうぎじゅく)大学の大学院のメディアデザイン研究科というところに留学していて、研究をしてきた学生さんでした。 この間の放送でね、パクソンジュさん教えてくれたんですけれども、なんと就職が日本で決まりまして、4月から日本で社会人として働くことになったと、うれしいお知らせをしてくれました。 今年の最初には、今、大学院で研究していることとか、これからどうしたいかっていうのを話してくれたんですけれども、日本で夢を叶えることができて、日本で就職ができたということで、12月にすごい嬉しい報告があって、私もすごく良かったなぁと思いました。
はい、それからですね、後半の方で日本語を勉強し始めた理由とか、どうやって日本語を勉強してきたかとか、本当にすごく上手な、日本語が上手なので、そういうお話も伺いました。 これから日本語を勉強したい人はもちろんですが、今勉強している人とか、あと日本で就職してみたいとか思っている学生さんとか、そういう方にもすごく参考になるお話だったんじゃないかなと思います。 はい、ソンジュくんありがとうございました。 またご飯行きましょう。

はい、そして2月にゲストとして来てくれたのが日本語の先生でした。 野上(のがみ)先生です。 野上先生は私が東京に来る前というか、日本語教師になったばかりの頃に、いろいろ教えてくれた先生で、本当に今でも先輩としてとても尊敬している先生です。 その先生が来て、お話を色々聞かせてくれたということで、すごく楽しい回になりました。
野上先生には今どんなことを、どんな学生さんとか、どんな学習者の人に教えているかというのをお話してもらいました。 今、2月から時間が過ぎましたので、また違う場所で教えたりとかされているみたいで、来年もし良ければもう一度来ていただいてお話を聞きたいなと思っています。 野上先生は日本語教師になったきっかけ、ネパール旅行に行った時に、あるきっかけがあって、日本語教師になったという面白いお話をしてくれたり、インドネシアで教えられた経験が最初にあったので、その中でのエピソードなんかもお話を伺いました。 野上先生も、またお話を聞かせてください。 ありがとうございました。

そして、3月には私が以前日本語学校で教えていた学生で、今卒業したんですけれども、ヒョウヨウさんという学生に来てもらいました。 中国の学生さんです。 このインタビューを3月にした時には専門学校生でした。 今年の4月に卒業して大学生になりますよ、というお話を伺いました。 専門学校で勉強したこととか、これから大学で勉強したいこととか、アルバイトもしながら勉強していたので、そのアルバイトのことなんかも伺いました。
ヒョウヨウさんは日本語学校にいた時から地道に勉強しているという印象の学生で、すごく安定していたので、専門学校に行って、そして本当に行きたい大学に入るために専門学校に行って、目指していた、希望していた大学に入れたということで、本当にすごい学生さんだなと思います。 また大学生活を4月からやって、新しい生活にそろそろ慣れてきた頃なんじゃないかなと思うので、またお話を伺ってみたいです。 ヒョウヨウさんも、ありがとうございました。

そして4月のゲストの方が、この方も私が以前日本語学校で一緒に働いていた先生で、お寺のお坊さんもされているという大久保(おおくぼ)先生に4月来ていただきました。大久保先生はお寺のお坊さんであり、それから塾の先生でもあり、今はお休みをしていますが日本語の先生もされていたということで、すごく珍しい肩書きというか、いろいろなことをされてきた先生で、この先生のお話も本当に面白いものでした。
インタビューではお坊さんのお仕事について、まず中心にお話を伺いました。 お坊さんのお仕事ってこんなことをするのかな、みたいなのはなんとなく知っている方もいらっしゃると思うんですけど、意外と細かいことを知らないので聞いてみて面白かったです。
あとは塾の先生としてのお仕事についてとか、それから日本語教師としてやっていた時にどんなことを感じていたかとか、そういうお話も伺いました。 大久保先生とのアフタートークでは私に対していろいろな逆質問がたくさんあったので、それに答えるのも楽しかったなと思って、すごく印象に残っています。 年末年始またお寺の方もお忙しいと思いますけれども、体に気をつけて。またお話聞かせてください。 ありがとうございました。

それから5月ですね、5月のゲストがインド出身のニールさんという方に来ていただきました。 ニールさんは私が以前オンラインのイベントに参加した時に、そこで知り合った方で、今、土木(どヴぉく)環境エンジニアというお仕事をされていて、インタビューでどんな仕事をしているか詳しく教えてくれたんですけれども、ニールさんは日本で高速道路の点検とか、安全に皆さんが車を運転できるように点検をしたり、管理をしたりしてくれているお仕事をされている方でした。
ニールさんには、どうして日本に来ることを選んだのかとか、高速道路のお仕事ってなかなか私たちが知らない仕事内容でもあると思うので、日本でそういう仕事をやってみて大変なこととか、楽しいことというのもいろいろ伺いました。
ニールさんが好きな音楽で、この時にNew Jeansの「Ditto」を教えてくれて、その時私もなんとなく知っているみたいな感じだったんですけど、今もうNew Jeansってすごく日本でも知っている方がたくさんいて、早かったなと思いました。
それからですね、ニールさんには日本語を勉強しようと思った理由とか、どうやって日本語を勉強してきたかっていうのも伺いました。 ニールさん、そんなに長い時間日本語を勉強してきた方ではないんですけれども、本当にペラペラで日本語がすごくお上手なので、どんなことをしたのかなというのを伺って、私も勉強になりました。 ぜひぜひ皆さんも日本語を勉強している人は聞いてみてください。 ニールさんありがとうございます。 またお話ししたいので、よろしくお願いします。

それから6月のゲストですけれども、6月には留学生サポートのお仕事をされている株式会社RENの代表の樋口(ひぐち)さんに来ていただきました。 樋口広布(ひろし)さんです。 樋口さんとは放送でもお話をしたんですが、実はこの前に出てくださった野上先生とのご紹介で私は知り合うことができたんですけれども、樋口さんは日本に行きたい学生を日本語学校とかその日本語を勉強する期間に紹介したりとか、あと学生が来てからのサポートなんかをしてくださっている会社の代表の方です。 私たち日本語教師もこういう方がいてくださるので、日本語を教えることができているんだなぁと改めて樋口さんの話を聞いて思いました。
お話の中ではコロナが感染が拡大した時にはとても大変だったというお話も伺いましたし、今学生がたくさん入ってきてくれるようになったので、それでまた別のお忙しさが出てきたということで、どんなふうに会社をこれからやっていきたいかとか、将来的にやっていきたいことなんかもいろいろ教えてくださいました。
樋口さんは今、Xの方でもいろいろ発信をされているので、私も今すごく忙しくてなかなか全部すぐに見ることができないんですけれども、拝見すると、いろいろまた新しいことを考えたりとか発信されているので、これからもお付き合いをお願いしたいなと思っています。 樋口さんもまたぜひ来て野上先生とか一緒に3人でお話をする可能性ができたらいいなって言ってたので、また来年よろしくお願いします。 ありがとうございました。

それからですね、7月のゲストの方です。 7月は私が今働いている日本語学校でとてもお世話になっています。 台湾出身の張(チョウ)先生にゲストで来てもらいました。 張先生は今私が働いている日本語学校で専任の先生をしてくださっていて、いろいろな学生のサポートとか日本語を教えるということはもちろんですけれども、私たち非常勤の先生たちのお世話とか働きやすくなるようにいろいろ力を尽(つ)くしてくださっている先生です。 張先生は台湾のご出身で、台湾にいた時にどうして日本語教師になろうと思ったのかとか、どうやってそこまで日本語がお上手になったのかというお話をいろいろ深く伺いました。
日本語を教えていらっしゃって、そしてまた過去には自分が留学生として日本語を勉強していたというご経験がありますので、日本語を勉強している人にはとてもとても参考になるお話が聞けたんじゃないかなと思います。 日本語を勉強している留学生の方とかは、すごく先輩として参考になるお話がたくさんあったと思いますので、ぜひ一度二度聞いてみてください。
張先生のお話の中で、日本のすごく流行(はや)ったドラマの「JIN」というドラマがありますけれども、そのドラマが大好きだったんだというお話をしてくださって、好きな日本語を聞いた時にも「JIN」の中のセリフの「神様は乗り越えられる試練しか与えない」という日本語を選んでくださったりとか、好きな歌で「JIN」の主題歌になっていた平井堅(ひらいけん)さんの「いとしき日々よ」を選んだ理由なんかも教えてくれました。 ぜひ皆さんも聞いてみてください。張先生も学校の方ではもちろんですけれども、また学校じゃない、外でもいろいろお話を教えていただけると、うれしいです。 ありがとうございました。

はい、そして8月には最初にゲストで来てくれた韓国出身のパクソンジュさんと同じ慶応義塾(けいおうぎじゅく)大学大学院生の吉田(よしだ)凌太(りょうた)さんがゲストで来てくれました。 私が吉田凌太さんと知り合ったきっかけも、実はこのウェブラジオを通じて知り合ったんですが、今はちょっとお休みをされているんですが、吉田凌太君が先にウェブラジオで配信をしていまして、私が偶然その放送を聞いて、ちょうどあの、さっきのゲストのパクソンジュさんにインタビューをしている回だったかな。 で、同じように外国の人と話すウェブラジオをしている人がいる!と思って、それでこうメッセージとか送ってつながったという、そういう流れがあります。
で、凌太君には大学院でどんな研究をしているかっていうのと、すごくアクティブにいろんなところに行ったりとか、いろいろ新しいことをどんどんやっている人なので、どうやってそういう新しいことを見つけてくるのかとか、どうやってそんなに行動力が出せるのかとか、そんなお話も聞いたり、あと日本語教育にも少し興味を持ってくれているので、そういうお話も聞いてみました。
それからですね、政治に興味をお持ちだったりとか、これからやっていきたいこともいろいろたくさんあるということだったので、そんなお話も聞いて、すごく内容の深い回になったと思います。
で、凌太君、まだまだ20代前半ですごい若い方なんですけれども、私が話していても本当に勉強になることがたくさんあって、なんか負けていられないなと思って、いつも話すと刺激をもらっています。 また直接会っていろいろお話を伺いたいので、凌太君もよろしくお願いします。 ありがとうございました。

9月は私の故郷(ふるさと)香川県(かがわけん)でカフェを経営されている白井(しらい)真也(しんや)さんにゲストで来てもらいました。 カフェの店長さんです。 私が8月の夏休みに香川県に帰った時に、いつもこのカフェに行くんですけれども、その今年の8月にまた香川に帰った時にインタビューをさせていただきました。 この「さいちゃんねる」では日本語を勉強している人とか学生さんだけではなくて、こういうふうに地方とか地元で頑張ってくださっている方にもお話を聞いて発信していきたいなというテーマがあるので、白井店長にもいろいろなお話を伺いました。
どうして地元でカフェを始めようと思ったのかとか、地域のイベント、街のイベントにいろいろ参加をしてお店を出したりしているので、そういうご経験についてもお話を伺ったり、お店の名前の由来とか「カフェラトープ」という名前はどうしてついたのかとか、言葉に関するお話も伺いました。 カフェを経営してきてよかったこととか、大変だったこと、それからカフェラトープの将来ですね、そういうことについてもお話を伺いました。
好きな日本語で「バランス」っていう言葉をおっしゃっていて、誰でも入りやすくなるカフェっていうのをバランスを意識して経営されているっていうお話を、私も初めてそれを聞いたので、すごく印象に残りました。 帰った時には絶対伺いますので、おいしいコーヒーを入れてください。 お願いします。 ありがとうございました。

そしてですね、10月です。 10月には女の子が3人来てくれて、とてもにぎやかな放送になりました。 10月のゲストが今、東京の専門学校でデザインを勉強しているロシア出身のシアさんと台湾出身のリンさん、そしてタイ出身のハッさんという3人の女の子に来てもらいました。 今年の4月から私も働き方を少し変えて、日本語学校だけじゃなくて専門学校でも教えるっていう経験をさせてもらっているんですけれども、そこの学校で日本語の授業を取って勉強してくれた3人でした。本当に勉強したいことっていうか、専門は今デザインの方を勉強しているんですが、日本とか日本語にもすごく興味を持ってくれていて、日本語の授業を取ってくれていました。
3人には日本に留学しようと思った理由とか、あと日本語を勉強しようと思った理由ですね。 それから今デザインを勉強していて大変なこととか、その中でも楽しいこととか、そういうお話をにぎやかに一緒にお話をして教えてもらいました。
好きな日本語は何ですか? 好きな音楽は何ですか? って聞いた時に、それぞれ3人の学生さん、すごく仲の良い3人なんだけど、それぞれ違うキャラクターがあるので、そういう好きな日本語とか好きな音楽の選び方も彼女たちそれぞれに合った言葉とか音楽とか、すごくわかるなっていうものを選んでくれていて、それも面白かったです。
あと、それから日本でデザイン勉強したい人はもちろんですけれども、専門学校に行ってみたいとか思っている方にもすごく参考になるお話になったんじゃないかなと思います。シアさん、リンさん、ハッさん、本当にありがとうございました。 またお話できると、うれしいです。 よろしくお願いします。

そして11月のゲストですね。 こちらの11月のゲストが日本の会社員の方で、じぇんとるさんという方に来ていただきました。 11月なんですね。 お話ししたのが時間が早すぎて、すごい最近の感じがするんですけれども、11月の放送ということでお話ししたのは10月ですね。 じぇんとるさんもさっきの吉田凌太くんと同じように、私がこのウェブラジオ、スタンドFMのウェブラジオを通じて知り合うことができた方で仲良くさせていただけることになりました。 じぇんとるさんは今コーチングというものを受けながら、転職活動をしていらっしゃって、お仕事を変わる転職活動ですね。 それについてインタビューをいろいろ伺いました。 転職しようと思った理由とか、コーチングというものと、転職の活動についてどういう繋(つな)がりがあるのかとか、転職するときにどんなことが大切ですかというのも伺いました。 なので、日本で就職してみたいとか、日本人の方でもちょっと転職を考えているとかいう方にはすごく参考になるお話がたくさんあったと思います。
それから、じぇんとるさんもウェブラジオとかYouTubeも新しく始めたということで、配信に力を入れていらっしゃる方なので、どうしてそういう配信を始めたのかとか、配信をしていて気がついたこととか、自分の中で変わったことっていうのも伺いました。この番組のリンクに、じぇんとるさんが話してくれた11月の番組の説明のところとか、私のインスタグラムがありますので、そちらの方にも、じぇんとるさんのウェブラジオが聞けるリンクとか、YouTubeが見られるリンクをつけていますので、ぜひ皆さんそちらの方も聞いたり見たりしてみてください。 じぇんとるさんもお忙しいので、なかなか時間が合わないんですけれども、転職その後どうなったかとか、配信が今後どうなるのかとか、また教えていただけたらと思います。 じぇんとるさんも20代ですごいお若い方なんですが、私はとてもいろいろなことを勉強させてもらっています。 ありがとうございました。

ということでですね、いよいよ12月になりました。 12月のゲストは一番新しい放送回になっています。 こちらの方が1月のゲストと同じ韓国出身の慶応義塾大学の大学院生、パクソンジュさんにもう一度来てもらいました。 1月の時には、これからどうしたいんだとか、どういうふうな仕事をしてみたいとか、そういうお話もちょっと出ていたので、その答え合わせというか、結果どうなったんですかっていうお話をこの12月のほうでは伺いました。 最初にちょっとお伝えしたように、パクソンジュ君も就職が日本で決まって、ちょっとね、ほっとしているところではあると思うんですけれども、また4月から頑張りたいというふうにこの12月の放送でお話をしてくれました。
お仕事以外にもやってみたいことがあるということで、音楽のほうとかラップとか、そういうびっくりするお話も聞けたので、すごく面白いと思うので、ぜひ皆さんまだ聞いていないよっていう方はぜひ聞いてみてください。

ということで、この今年2023年にゲストとして来てくれた13人の方の放送を少しずつ振り返ってみました。 皆さんはこの2023年、どんな1年だったでしょうか。 私は去年、毎年そうなんですけど、本当に早かったなって1年思うんですけれども、今年はまた特に早くて、体感時間って言いますけど、体で感じる時間ですね。 体感時間が本当に今年また短くて、なんかね、まだ9月とか10月ぐらいの感じなんですよね。 それはないだろうと思われるかもしれないんですけど、本当にそれぐらいの感じで今年は走ってきました。 でもまあ、それはどうしてかっていうと、今まで私は一つの日本語学校で専任教師として働いていたんですが、この4月から非常勤のスタイルを選んだり、自分でオンラインレッスンを続けたりとか、ちょっと違う場所で教えたりなんかもしてきました。 それからちょっと別の、イラストをかくお仕事とかもあったりとかしたので、働き方をちょっと変えて挑戦をした1年でした。 日本語を教えるということは同じなんですけれども、ちょっと環境が変わったりとか、教える学生さんが変わったりとか、そういうので新しいことがたくさんあって、毎日が忙しいですけれども、すごく楽しくて、自分がやりたいことがたくさんやれた1年だったなと思います。 皆さんはどんな1年だったでしょうか。

ということで、この番組ではゲストで来てくださった方に好きな音楽とか好きな曲をいつも1曲紹介して いただいているんですけれども、今回は私が今年最後に1曲紹介したいと思います。その曲はですね、BAKさんという歌手の、BAKでバクさんって言うんですけど、「ブレーメン」という歌です。この「ブレーメン」という歌はBAKさんと、私がずっと応援している推(お)しですね、推しの一人の優里(ゆうり)さんという歌手がいるんですけれども、その2人で歌っている歌です。で、「ブレーメン」ってあのグリム童話ですかね、「 ブレーメンの音楽隊」というお話があるので皆さん知っている方もたくさんいらっしゃると思うんですけど、あの「ブレーメンの音楽隊」ってどんな話だったかなと思って、この歌が出た時にもう1回、ちょっと読んでみたんですけど、まぁ簡単に言うと、弱い動物とか、もうお年寄りになっちゃった動物が、みんなで力を合わせて悪い泥棒(どろぼう)の家に行くんですね。で、その泥棒の家の前で動物が動物の上に乗って、なんか大きい動物に見えるような形になって変な声を出したりとか、ちょっと怖い、怖がるような声を出したりとかして泥棒を家から追い出すっていう、そういうお話なんですよね。弱いものとか、こうあの、なんていうのかな、あまり力のないものが悪いことをしている人に打ち勝つみたいな、そういうお話だっただなぁと思って、この曲が出た時に改めて読んだんですけど、そういうお話を思い出してこの歌を聞くと、またすごくいいなぁと思って、この曲を紹介したいと思いました。

で、この歌詞の中に「余り者の勇気の歌」っていう歌詞があって、私、この歌詞がすごく好きで、「余り者」って何かなと思って辞書を調べてみたんですが、辞書には「邪魔者」というふうにも書かれていたりするんですけれども、ここの歌でいう余り物っていうのはきっと、その みんなと同じことをやっているわけではなくて、ちょっと他の人から見ると、なんでそんなことしてるんだろうとか、あのなんか変わってるなぁとか、人と違うなんて思われている人のことも指しているんじゃないかなって感じます。 でも、そういう人がいるから、まああのなんていうのかな、社会がいい方向に時に変わっていったりとか、今は「えっ」て、みんながびっくりするようなことでも、実はそういうことが将来につながっていったりとか、何かを変えるきっかけになったりとか、そういうことがあると思うので、 なんかそういう頑張っている人たちへの応援の歌っていう感じがして、私はこの歌が大好きです。

1年の終わりに皆さんにも聞いていただけると、また、来年の新年の始めにとか聞いていただけると、すごく勇気が出る歌なんじゃないかなと思います。この歌の最後が「君と僕の夜明けの歌」っていう歌詞で終わっていて、夜明けって文字通り、夜が明けるので新しい朝が来るっていう歌で、なんか希望も見えるし、すごくいいなぁと思って紹介しました。
うれしい、たのしいっていう番組をやっているので、うれしい楽しいことがたくさんあればいいなと 思うんですけれども、まあなんか生きていると、そういうことばかりではなくて、辛(つら)いとか悲しいとか大変だとか、そういうことのほうが多いかもしれないんですけれども、皆さん一人一人の生活の中にも。そういうことはきっとあるでしょうし、今の日本とか世界を見ても喜べないことが、たくさんたくさんありますけど、私は余り者になってもいいので、こういう番組をやるっていうこともその一つですけど、すごくすごく小さいことかもしれないけど、やらないよりは何かが変わったり、何か石ころ一つでも動かせたりとかするかもしれないので、まあなんか小さいかもしれないけど、声は出していこうかなと思っています。

はい、そういう気持ちもあって、この歌を選びました。ミュージックビデオもすごく希望があって力強くていいので、ぜひ見てみてください。はい、で、このBAKさんと優里さんの「ブレーメン」が聞けるリンクと、それからミュージック ビデオ見られるリンクをこの番組の説明のところにつけておきますので、ぜひ皆さん、年末それから年始、聞いて、見てみてください。

はい、この「日本語さいちゃんねる」は2022年の4月から放送が始まりました。それで、あっという間に1年が経って、もうすぐ来年の4月、3月で丸2年になって3年目 になるということで、こんなに長く続けられると私自身も思っていなかったんですけれども、なぜ続けられるかというとゲストで来てくださる方がいらっしゃること、そしてもちろんこういう放送を聞いてくださる方がいて、この放送良かったよとか、いろいろ感想をもらったりとか、こういうことに気がつきました、とか、意見をいただくこともあるので、そういうふうなことがあって続けていくことができたかなと思います。

そうですね、来年は3年目になるのもあるので、今まで出てくれたゲストの方のその後、あの時からこう今になってどうなったのかなとか、前回お話をしていたことが今どうなっているのかなとか、そういうのもなんかこう、お話ができたら放送を長く続けている意味が出てくるかなと思って、ちょっとそういうことにも挑戦したいかなと思っています。

はい、で、もっともっと皆さんが聞きやすい放送とか、あと、ご感想とか意見とかをたくさんいただけるような放送にしていきたいと思いますので、良かったら来年もぜひ皆さん よろしくお願いします。聞いてください。

はい、それでは今年1年本当に皆さんありがとうございました。 来年のゲストの方は実はもう決まっていて、1月のゲストの方はですね、とてもフレッシュな新年にぴったりな方が来てくださるので、楽しみにしていてください。 はい、それでは皆さんの、そうですね、2023年最後の1秒まで皆さんにうれしい、たのしいことができるだけたくさんありますように。そして2024年最初の1秒から皆さんに うれしい、たのしいことが、できるだけたくさんたくさんありますように。心からお祈りしております。
はい、それでは体に気をつけて、よいお年をお迎えください。皆さん1年、ありがとうございました。よいお年を。さようなら。

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【WEB RADIO】 📻『うれしい たのしい にほんご さいちゃんねる』
😊 さいとう あきひと/Akihito Saito
🗾日本語(にほんご)教師(きょうし)/Japanese language teacher
🗼東京(とうきょう)/Tokyo
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