南アフリカ旅行(2)エチオピア航空の「30分」乗り換えって大丈夫なの?
結果から言うと1/2の確率です、言い換えると半々の確率です。
私の実体験から皆さんに事実をシェアしていきますね。
今回の旅程は成田空港~ケープタウン
年末年始に南アフリカはケープタウンに旅行に行ってきた筆者ですが、その時に利用したのが、そう、エチオピア航空です。
人生初のアフリカということで、どんな航空会社があるのかな~と、いつも通りフライト検索アプリの「KAYAK」で検索していました。
東京からケープタウンへの相場が24~28万円だったので「さすがに年末年始は高いなぁ~」と悩んでいたところ、
・エチオピア航空 19万円
成田ー仁川(韓国)ーアディス・アベバ(エチオピア)ーケープタウン
きた!いい便発見!
でも所要時間は約23時間かぁ、、、まぁ、アフリカに行けるなんてめったにタイミングないし、もし近々生きられなくなったときに「あの時アフリカに行けばよかった」と後悔しないためにも我慢するか、
と購入に前向きに検討。
ただ、別の問題がありました。
え、エチオピアでの乗り換えが30分?そんな短い乗り継ぎ時間きいたことねぇよ。
そんな短い時間で乗り換え可能なのか?預けた荷物もちゃんと届けてくれるのか?
と不安になりました。
こりゃ、エチオピア航空様に一回聞いてみるしかないな、と思い連絡を取ることに。なんと東京に日本事務所があるではないかということでメールしてみました。(エチオピア航空様 日本事務所ホームページ ☟ )
すると、意外にも2時間後くらいに返信が返ってきた。
なるほど!仮に遅延しても最低、振替便は手配してくれるのね!
と少し安心しました。
値段も安いし、エチオピア航空って聞いたことなかったけど、評価も悪くないみたいだし(一応スターアライアンスに加入している)これで決めちゃえ!
ということで、この便を購入しました。
出発当日と運命の乗り換え
無事に不安も解消されて、さぁいざ南アフリカへ!
と思った矢先、
まじかよ、成田空港出発時点でもう1時間も遅れてるやんけ。
つんだ、エチオピア乗り換え失敗や。まぁ海外旅行なんかトラブルがつきもので慣れてるししょうがないか、と気持ちを切り替えていましたが、何とか飛行機が時間を巻き返すかの如く高速でフライト。仁川(韓国)乗り換えも無事に終わって、よしこのまま乗り換え間に合え!!!と機内で過ごしていました。
しかし、エチオピアのアディス・アベバに到着したのは、ケープタウン行きが出発する20分前の7時55分(現地時間)で10分遅れての到着。
飛行機を降りると、係員が乗客を次の目的地ごとに仕分け作業をしています。
係員
「ケープタウン?あっちに並んでおいて!」
と言われるがままに私は移動。その次には指定されたゲートに向かうとそこには、
「Johannesburg」
あれ?、ケープタウンは「Cape Town」て書くからアルファベットのCから始まるよな。あれ?これってヨハネスブルグ行きやん、でもさっき係員の兄ちゃんから指示されたのはこのゲートだよな?
不思議に思いゲートの係員に質問。
筆者
「Excuse me, さっき飛行機降りたら係りの兄ちゃんにこのゲートに行けって言われたんだけど、ここってヨハネスブルグ行きの便だよね?」
係員
「あぁー、あなたのケープタウン行きの便はもう出発してしまったので振り合え便を手配するよ」
筆者
係員
「まず、南アフリカのヨハネスブルグに行って、そこで国内線乗り換えをしてケープタウンに行ってね」
筆者
「あ、はい」
(ここで、なんであんたたちの便の都合で到着が遅れなければならないんだよ!何とかしろよ! とか言ってもだめです。何が起こるかわからないのが海外旅行、そうやって今まで乗り越えてきました。)
現実を受け入れるしかなく、とりあえず追加料金払わずに済んだだけラッキーと思うことにしました。
そして、無事にヨハネスブルグ行きの飛行機に乗り、たまたま隣の座席に座っていた日本人カップルのビールが私に向かってこぼれてきたけど奇跡的に全く濡れなかった、とか、ヨハネスブルグの乗り換えでそこら辺にいる係員に「俺の次の便どれかわかる?」って聞いたら、電光掲示板を指さして「あなたの便はもう行っちゃったよ!」とほら吹かれるしで、旅行開始早々にあきらめそうになったけど何とかケープタウン国際空港に着きましたよ。
いやぁーしょっぱなからトラブル続出の旅なんか初めてでしたけど、無事にケープタウン着いたし、もう心配事は一切ないことを願うよ。
スーツケースがまだエチオピアに取り残されている事以外は。
私はケープタウンに着きましたが、私のスーツケースは未だにエチオピアに置き去りにされていました。
(スーツケースの中に仕込んでいるApple の AirTagが居場所を発信しています)
どうすんだよこれ。
この続きはまた別のお話で。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?