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水位先生の門流(3) -道統第三代・泰岳先生- ●

#00381 2015.10.26

 第三代斎主として宮地神仙道道統を方全霊寿真人・宮地厳夫先生より承統された道統第三代・宮地威夫(たけお)先生(道号・泰岳)は、明治十九年三月三十日に厳夫先生の長男として生誕し、東京農科大学を卒業後は宮内省に奉職され、後に神社界に入られたのですが、鹿島、香取、大神(おおみわ)、霧島の各神宮名社の宮司を歴任され、昭和十四年には官幣大社・南洋神社創建の命を受けて遠く海外に渡り、自らの設計指揮によって建立の大業を果たされ、その栄誉ある初代宮司として就任されました。
 しかし大東亜戦争中に令息の危篤の報に接して急遽内地に帰来され、官の好意により国幣中社・寒川神社宮司兼務という取り計らいを受け、重態の令息を看取(みと)られながら終戦を迎え、そのまま寒川神社の宮司として留任されることとなりました。

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