既に海外メディアでは新型コロナウイルスや欧米・欧州系企業（Pfizer、Moderna、AstraZenecaなど）の新型コロナワクチンの嘘情報やロシアのウクライナ軍事侵攻のロシア寄り情報（嘘情報）が、クレムリン（ロシア政治の中枢）による工作と断定されている。

・中国武漢研究所から新型コロナウイルス流出
・新型コロナウイルスは風邪、インフルより軽度
・マスクの効果はない
・5歳〜11歳の子供のワクチン効果はない
・遺伝子組み替えワクチンは危険
・ロシア軍はユダヤ資本の研究所を攻撃
・ウクライナは生物兵器を研究してる
などなど、ロシア発の偽情報を挙げたらキリが無いほど多い。

気になる人は「COVID vaccine Russia Fake News」などとGoogle検索してヒットした記事を見てほしい。

アメリカはロシアによる偽情報の工作を国土安全保障レベルに位置付けているが、トランプ元大統領政権下ではロシア工作の脅威を過小評価するよう指示されていたニュースが過去にあった。

ロシア疑惑や最高レベルの機密文書を持ち出した事でFBIから操作を受けたトランプ元大統領は時間の問題だろう。

このように日本でもロシア発の嘘情報を反グローバリズムを主張する保守と自称する者やアカウントが、TwitterやYouTubeで発信する頻度が多くなっている。

ついには2022年夏の参院選でロシア大使と同行した参政党元ボードメンバーの篠原常一郎の参政党が1議席を獲得するなど事態は深刻化した。

ここまで露骨に見せれば流石に馬鹿でも親露派だと分かるが、私からすると日ソ中立条約有効期限内の千島列島・樺太侵攻、満洲侵攻による日本人虐殺・強姦、約57万5千人と多くの民間人も含めて長期間に渡る強制労働の抑留生活にて約5万8千人が死亡したシベリア抑留などを受けたのに親露は保守では無い。

特に満洲侵攻により民間人に対する虐殺や強姦、エリツィン元ロシア大統領が「非人間的な行為」と言った多くの民間人も抑留されたシベリア抑留、これだけでも親露になるのは有り得ないと言えるだろう。

他に言うなら日ソ中立条約有効期限内に日本・満洲侵攻した事で戦闘（占守島の戦い等）になり戦死した日本兵、靖国神社に祀られてる日本兵の御霊を英霊としたり、靖国神社参拝をしておきながら親露とは何を考えて、何を想って参拝しているのか、とても考えられない話である。

海外では反グローバリズムの騎手はユーラシア連合構想を主張したロシア大統領のウラジーミル・プーチンとされているのだが、彼女は靖国神社でスピーチした内容を忘れたのだろうか。

耳障りの良い愛国発言をして、さりげなくロシアの都合の良い情報を発信し、ロシアに都合の良い考えにする為に思考停止や情弱を騙して日本を陥れようとしてる工作員を注意して欲しい。

政治家だから、弁護士だから、メディアに取り上げられてる人だから、経営者だから、成功者だから、研究者だから、教授だから、学者だから等と言って、その人が真実・事実を言っているとは限らないので、そのまま情報を鵜呑みにするのではなく、一旦立ち止まって先ず、その情報が正しいのか調べてみよう。