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【愛国詐欺】北海道百年記念塔解体反対の愛国詐欺ビジネスに注意 -Vol.②-

年々、デマや印象操作で愛国心を煽り思考停止や情弱を騙して支援(寄附)を募る詐欺行為が平然と行われているので注意喚起して欲しい。

本記事は下記記事の続きなので、まだご覧になっていない方はご覧になってみて欲しい。

今回は特に悪質と言える、まんまと1400人を騙し10452000円をも集めた北海道百年記念塔解体反対について話をしたい。

寄附をした人は返金を求めるか、返金を求めても返金されなければ最寄の警察署に相談する事をお勧めする。


まず、北海道百年記念塔の解体反対派らは北海道百年記念塔を歴史的建造物(歴史遺産)だの、建築文化遺産だの、開拓の象徴だのと断言しているが嘘である。

そもそも文化遺産に登録申請できる基準は「建造してから50年経ったもの」であり、50年経っているからと言って申請したら文化遺産になる訳でも無く審査が当然あり、審査に通らなければ文化遺産の認定・登録にはならない。

また、私が北海道庁に電話にて問い合わせした頃は解体反対派が訴訟をしていたが、その頃でも北海道百年記念塔は文化遺産の認定・登録を道庁に要望はしていない(今までも)と返答があったので、要望すら出していないのに威勢の良い事を言って、よく金を集められると人として最低だろう。

続いて、これまで道庁が北海道百年記念塔をどのように維持管理などを計画・実施していたのかだが、解体反対派らは道庁が杜撰な維持・保守(メンテナンス)をしてきた又はしていないと発信しているが、事実はどうだろうか。

昭和45年の完成から10年を経過した昭和55年以降、概ね10年ごとに建築分野等の専門家の方々による塔の現況調査を実施をいたしまして、修繕など対応すべき事項と費用をお示しをした10年間の保守管理計画を策定した上で、老朽化した箇所の修繕ですとか、改修工事を計画的に実施してきたところでございます。

北海道百年記念広場(仮称)の整備等に関する説明会 議事録①

キーポイントとなる老朽化した箇所の修繕と出ているが、道庁自体で北海道百年記念塔の保守管理計画を策定した訳では無く、きちんと建築分野等の専門家ち現地調査をしてもらった上で策定していたのが分かる。

また、道庁独自の判断で百年記念塔を老朽化と判断したのでは無く、建築分野等の専門家に調査結果に基づいた事が分かる。

この他に道庁が過去に百年記念塔の説明会で説明した内容を踏まえると、北海道百年記念塔解体反対派らが訴えている、批判してる内容はデマと言えるレベルである。

北海道百年記念塔の骨組み

主体鉄骨部、いわゆる内部の骨組みにあたる部分につきましては、これまで10年サイクルで
修繕等を実施してきたことから、著しい損耗は見受けられない状況
となっております。

北海道百年記念広場(仮称)の整備等に関する説明会 議事録①

道庁はメンテナンスを放棄してるだの、維持管理が杜撰だのと解体反対派は今でも酷い印象操作をしているが、10年サイクルで修繕等を行った結果「骨組みにあたる部分は著しい損耗は見られない」程度に維持して来た事がわかる。

なお、著しいとは目立ってハッキリしていないという意味という意味なので、この説明では「ハッキリ目立つような損耗は見られない」という事になる。

ようは100%損耗していないのではなく、多少なりとも目立ってはいないが損耗していると言う事である。

北海道百年百年記念塔の外側

北海道百年記念塔の外のパネルが落下するなどニュースであったが、解体反対派らは熟成だの安定鯖だのと誇張していたが実際はこうである。

外板部に使用されている耐候性高張力鋼板につきましては、無塗装で数年間かけて表面に密で硬い酸化皮膜、いわゆる安定錆が形成され、腐食の進行が防止される特徴がございます。安定錆の形成につきましては表面が外気にさらされ、適度な乾燥と湿気が繰り返されて、風雨によって表面に浮いた錆が洗い落とされることが条件となっております。外板の表面には、安定錆が形成 されているという状況であります。太字でお示ししさせていただいておりますけども、問題点は、水湿に触れたまま乾燥する機会の少ない箇所での錆の進行でトラブルが発生しているというところでございます。外板と縁アングルの接合面などに顕著な錆の発生が認められ、特に接合面の錆は、外板の変形や溶接部の破断を伴いまして、更に進行すれば、外板の剥離、落下を招く危険性があるという指摘がされているところでございます。防止策として、順次補強してきましてが、 新たな箇所で穴あきが確認されるなど、前回の調査以降、錆や腐食が進んでおり振動や衝撃が加わった場合には、部材が落下する可能性が認められる状況と指摘を受けているところであります。

北海道百年記念広場(仮称)の整備等に関する説明会 議事録①

解体反対派の悪質なのは「今すぐ倒壊のはない」という印象操作をしている事だ。
しかも今すぐとアンパイの布石を打っているところが詐欺的と言える。

何故なら倒壊というのは骨組みが破損・劣化して自重を支えきれなくなり塔が崩れるのが倒壊と言うので、百年記念塔解体反対派らが意図的に百年記念塔を残せば外板パネルなどの部材が落下する危険性があるのは除いて発信しているのが分かるだろう。

今でも解体反対を言っているのは国民の命を危険に晒すのを軽んじてると言える。

北海道百年記念塔のその他

もともと北海道百年記念塔は内部に入り、展望スペースで北海道の大自然の景観を楽しめる記念塔だが、内部の他はどうなっているのか。

続きまして、エレベーター部は、耐用年数を経過しており、早急に更新が求められる状況でございます。また、階段部は、部分的な劣化が進んでいる箇所はあるが、著しい破損等は見受けられない状況、内部排水部につきましては、良好な環境にある。
またその他の部位といたしまして、電気ケーブルやボックス、外構部におきましては改善が必要な状況にあると示されたところでございます。

北海道百年記念広場(仮称)の整備等に関する説明会 議事録①

解体反対派らが道庁が老朽化しているというのは嘘かのように印象操作をしているが、骨組み以外は悲惨な状態であるのが分かる。

では何故、このような悲惨な状態に北海道百年記念塔がなったのか説明しよう。

北海道百年記念塔の設計

北海道百年記念塔の解体反対派らは北海道百年記念塔の設計士を持ち出して設計士の想いだとか設計士の意見などを吹聴をしていたが、これを見てもらいたい。

では、百年記念塔の保存・活用に向けまして、建築の分野をはじめ専門家の方々から、ご意見を伺い、様々な観点から検討を重ねてまいりました。塔の外板の穴あきや波打ち、錆片の落下につきましては、専門家の方々の知見によりますと、主に雨水の塔内部への浸入ですとか、雨水が溜まりやすい構造に起因した腐食によるものと推定されているところでございます。塔の構造上、雨水の浸入を完全に防ぐことや、これ以上の排水対策は難しいことから、今後の老朽化の進行を完全に防ぐことは困難であるとの結論に至り、錆片などの落下が続く中、公園を利用される方々の安全を確保するためには、解体もやむを得ないと判断いたしました。

北海道百年記念広場(仮称)の整備等に関する説明会 議事録①

道庁は建築の分野をはじめ専門家から意見を聞いて北海道百年記念塔の保存・活用を検討していたが、北海道百年記念塔の構造上の問題で老朽化の進行を完全に防ぐのは無理と判断したのが分かる。

当然、老朽化が進めば修繕費や安全性の問題が上がるので、これは当たり前の判断と言える。

また、私個人的な印象を言えば、北海道の自然環境や天候を考慮して設計がされていなかった、デザイン重視だったのだろう。

北海道百年記念塔の安全性

続いて北海道百年記念塔の安全性について道庁は様々な専門家から意見を聞いているのでご覧のになって欲しい。

日本建築学会北海道支部

まず、日本建築学会北海道支部に調査委託した平成9年の外板補修調査報告書から抜粋したものでございます。「外板の錆の要因」といたしまして、耐候性高張力鋼板の特色に係る記載内容は、先ほどご説明したとおりでございます。この塔の場合、外板表面、裏面とも若干の色の差はあるものの全般的には安定錆が形成されていると言える。問題点は、水湿に触れたまま乾燥する機会の少ない箇所での錆の進行で、米国と異なり高温多雨の我が国ではこの点のトラブルが発生し易い条件にある。
この弱点を誘因する環境が、外板と縁アングルの接合面に顕著な層状錆として現れたことである。このまま放置すれば錆は成長し続け、錆片落下という深刻な状態になりかねない。緊急の錆対策が必要であるが、錆発生の要因である水分の滞留を排除しない限り、根本の解決にはならない。しかし、そのために現状の接合状態を改善することは多くの問題を抱えている。とされているところでございます。こちらの「錆の落下防止対策」につきましては、雨水の滞留の要因となっている外板と縁アングルとの接触面を離すこと、または外板のへこんだ部分を無くすることが 有効と思われるが、現状の状態で、この改修を行うことは、全面貼り替え案、こちら当時で 17億円と示されておりましたが、こちらに近い費用を要する。そこで本報告書では、次善の策として錆の落下防止を主目的に物理的に進行錆を落とし、今後の錆の進行を遅延させるため、浸透性の防錆塗料を塗布する案を提案したということでございます。
最後に「今後の問題点」といたしまして、「本体鉄骨の健全性、及び外板の主要部分の安定錆 の状態を考えると、継続的な保守管理をすれば、今後とも長期にわたって存続することが期待できるとされているところでございます。一方、問題は、外板周辺部の錆の進行とその剥落であり、 その程度を軽減する処置はとれるにしても完全に防止することは困難である。完全に錆の発生や剥落を除去するには、塔全面の外板を取り替えざるを得ないが、相当な費用を要する」と示されているところでございます。

北海道百年記念広場(仮称)の整備等に関する説明会 議事録①

鯖の進行と剥落を完全に防ぐのは困難であり、それをするには北海道百年記念塔全面の外板の貼り替えに17億円という費用となる。

専門コンサル

また、専門コンサルによる調査結果におきましては、「ただちに倒壊する危険性はないものの、 原状復帰した場合においても、今後、部材の腐食等による不測の落下事故を完全に防ぐことは、 物理的にも不可能に近いことから、対策として、立入禁止エリアの設定、落下事故防止用屋根付き通路が必要」とされているところでございます。

北海道百年記念広場(仮称)の整備等に関する説明会 議事録①

外板素材メーカー

また、外板の素材メーカーによる調査結果につきましては、「特定箇所に、外板パネルの穴あき、波打ち、錆片の落下が確認される。これらは、主に雨水の塔内部への浸入と雨水が溜まりやすい構造に起因した腐食によるものと推定。これ以上の腐食進行を抑制するためには、雨水の浸入を抑制するための対策や排水の工夫等の補修対応が必要と考えられる。」 と示されたとこ ろでございます。

北海道百年記念広場(仮称)の整備等に関する説明会 議事録

約17億円の費用をかけて外板の全面貼り替え(原状復帰)をしても、これから部材の腐食が進んでも不測の落下事故を防ぐのは困難であり、塔の構造の問題で雨水の侵入、排水や落下防止など工夫(改善)が必要という。

デマや印象操作での詐欺行為

これらの他に北海道百年記念塔の解体反対派らの酷いデマや印象操作は多く、それをTwitterや YouTubeで発信をして多くの情弱や思考停止を騙して金を集めたと言える。

北海道百年記念塔は開道(北海道と命名)して100年記念事業の一環で建設案が出てきて建設となった記念建造物なので、開拓の拠点にすら開拓史の歴史にすら出ないのを開拓の象徴だの歴史的建造物だの言うのは情弱か、思考停止や情弱を騙して金を集める詐欺師のどちらかだろう。

早く逮捕される事を祈る。

この人物は北海道百年記念塔解体反対派の一人だが、印象操作やミスリードで情弱や思考停止を騙すのが得意な人物であるのを紹介しよう。

彼はこのように言っているが、世界遺産でも文化遺産でも登録の要望を市民が地方公共団体に要望する事例は沢山ある。

わたくしたちは、錦帯橋の世界遺産登録に向け積極的に取り組まれるよう、山口県知事・山口県教育長、そして岩国市長に要望書を提出しました。

この記事を見れば日本語能力が普通にあれば、解体反対派らが今まで道庁に登録・認定の申請すらしていないのは分かるレベルだが明らかに印象操作・ミスリードしていると言えるだろう。

冒頭で書いた、この内容がどうして上記のようになるのかハッキリ言って謎である。

また、私が北海道庁に電話にて問い合わせした頃は解体反対派が訴訟をしていたが、その頃でも北海道百年記念塔は文化遺産の認定・登録を道庁に要望はしていない(今までも)と返答があったので、要望すら出していないのに威勢の良い事を言って、よく金を集められると人として最低だろう。

そして彼は騙し続ける。

人を平然と騙して金を搾取するのを信用してはいけない。

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