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会社や身内の悪口をネットに書く役員と、その役員を社長にしたいルールを守ろうとしない無能な社員達では会社は破滅する

2021年の自民党総裁選に立候補した高市早苗。

彼女はこれまで天皇利用発言やTwitter上の軽率な内容の発信、そして講演会等の発言等が問題視され徐々に自民党内で居場所が無くなっていった印象だったが、岸田文雄総理に拾われ閣僚として政権運営に携わっている。

政権を会社に例えると総理大臣は社長、それぞれ大臣は役員なるのだが、経済安全保障担当大臣という立場の高市早苗が、社長を含めて社内の悪口を発信して印象を貶める事に躍起である。

上記の高市早苗のツイート内容にはイイネが9.7万も付いているが、この内容は事実では無い。

ただ、高市氏はツイートで首相や主要閣僚と与党幹部が出席する「政府与党連絡会議」に呼ばれなかったとしたが、8日に開催されたのは政府与党政策懇談会で、高市氏はもともとメンバーに入っていない。

毎日新聞 高市氏、増税指示の会議「呼ばれてない」 不満ツイートもメンバー外

自滅的に居場所が無くなった高市早苗を拾ってくれた岸田文雄に対して恩を仇で返す形となったと言える。

あなたは、ペラペラとネットに身内の悪口や内情をデマを織り交ぜて発信する役員に着いて行こう、その役員が社長になったら会社のタメになると思うだろうか?

私は到底、無理である。

高市早苗は移民推進派

高市早苗と言えば極右的な言動も多く"タカ派"と評され、多くの極右・カルト界隈から支持を得ているが、首班指名で河野談話(1993年(平成5年)8月4日に内閣官房長官河野洋平が発表した談話)をした河野洋平を支持するなどの過去がある。

党首会談を前に握手する河野洋平自民党総裁(1994年)

細川護熙を首班とした政治改革政権が終焉の時を迎え、後継総理として野党第1党・自民党の渡辺美智雄を擁立しようという動きに伴い、渡辺の側近であった柿澤弘治、太田誠一、新井将敬、佐藤静雄、山本拓、米田建三の6人が先行して自民党を離党、無所属・無会派ながら前年の首班指名選挙では細川ではなく自民党総裁の河野洋平を支持した(後の山本の妻)高市早苗を加えた7人の代議士で結成した政党。なお、新井・高市は前年新党さきがけ参加を断られた共通点がある。

自由党 (日本 1994)

移民政策だ!と多くの極右・カルト層からも批判されている特定技能実習制度で、3年から5年に受け入れ期間の拡大提言をしたのは高市早苗。

自民党の日本経済再生本部(本部長・高市早苗政調会長)は26日、外国人労働者の活用を促す提言案を示した。最長3年に限り外国人を受け入れられる技能実習制度で、優秀な人材に限り、再入国後の2年間の追加実習を認めるよう求めた。

日本経済新聞 技能実習、再入国で2年追加 外国人活用で自民提言

更に彼女の移民推進は加速する。
日本の出入国在留管理庁にある難民認定制度のページには難民とはを説明している。

本案内でいう「難民」とは,難民条約第1条又は議定書第1条の規定により定義される難民を意味し,それは,人種,宗教,国籍,特定の社会的集団の構成員であること又は政治的意見を理由として迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために国籍国の外にいる者であって,その国籍国の保護を受けることができないか又はそれを望まない者

出入国在留管理庁|難民認定制度

そこで高市早苗がとった行動はこの通りである。

国会内で面会した(左から)有本氏、高市氏、ドルクン氏、日本ウイグル協会のレテプ・アフメット副会長=5日(ドルクン氏のツイッターより)

中国国外に逃れた亡命ウイグル人でつくる民族団体「世界ウイグル会議」(本部・ドイツ)のドルクン・エイサ議長が5日、国会内で高市早苗経済安全保障担当相と会談した。ドルクン氏は重大な人権侵害行為に制裁を科す人権侵害制裁法の制定や企業によるウイグル人の強制労働防止に向けた法整備を訴え、高市氏は「関係閣僚と積極的に取り組みたい」と応じた。

高市氏が世界ウイグル会議議長と面会 閣僚で初

これ以上、ハッキリと日本国政府がスタンスを明確にしたり法整備などをすれば、今よりも難民申請がどっと増えるのは明白であり事実、年々と難民申請が増えてるのだが、移民反対を訴える高市早苗支持層である極右・カルト層はダンマリである。

新疆ウイグル自治区は中国になるので、データ上も当たり前だが「中国籍(中国人)」とカウントされるのだが、高市早苗と世界ウイグル会議の人らと一緒に写真(上記)に写っている有本香は日本で不動産・土地を買う中国人を問題視してネタにしてる人物だ。

ETIM(東トルキスタン・イスラム運動)

なお、世界ウイグル会議・日本ウイグル協会は外務省やイギリスでテロ組織と認定している、政教一致の「東トルキスタン国」の独立を目指す「ETIM(東トルキスタン・イスラム運動)」の活動を擁護・支持をしているのだが、もしもの時は誰が責任を取るのだろうか…。

太陽光パネル容認&増税派なのに…

高市早苗が太陽光推進派であり、増税派なのは2021年の総裁選で掲げた「サナエノミクス」を見れば明らかと言える。(サナエノミクスから一部抜粋)

● 「内部留保課税」よりも、「現預金課税」で
● 「炭素税」の在り方
● 「金融所得税制」の在り方
● 太陽光パネルのリサイクル技術開発への投資

高市早苗議員が主要政策を一挙無料公開!

太陽光パネルと言えば、これも中国・ウイグルに関係していて極右・カルトらは太陽光パネル反対なのだが、高市早苗はと言うと太陽光パネルのリサイクル技術開発への投資、つまり太陽光パネル反対派では無い。

日本産の太陽光パネルはシェアを少しずつ広げて来ており、太陽光パネル全体を否定すると日本経済に影響を与えるのは馬鹿でも分かるものだが、太陽光パネル全体を否定してるのが高市早苗支持層である。

高市早苗の支持層は減税派なのも特徴なのだが、サナエノミクスを見れば高市早苗のどこが減税派なのか謎なのだが、整合性が合わない言動をするのも高市早苗支持層の特徴である。

高市早苗を支持する無能な政治家達

身内の統一協会のネタをリークして有名人となった青山繁晴も高市早苗支持の一人である。

青山繁晴

▼きのうの10月3日の日曜夜、ぼくの方から電話しました。
 動画 ( これです ) でお話ししたとおり、9月5日の日曜に、やはりぼくから電話して以来の会話ですね。
 その時は、こう高市さんにお話ししました。
実は、ぼく自身が総裁選に打って出る覚悟をしていました。しかし高市さんがお出になるなら、支持層を分断することにもなりますから、ぼくは断念して高市さんから要請されていた推薦人をお受けします」と伝え、高市さんはたいへんに喜んでくださいました。光栄なことです。

青山繁晴の道すがらエッセイ 高市早苗政調会長と電話で話しました

この青山繁晴という人物だが、菅義偉元首相を支えると発言したくせに背後から撃ったり、自民党推薦を得て北海道知事に当選した鈴木直道北海道知事の支持母体の一つが護る会など、話しを盛るので有名である。

道との意見交換の様子

鈴木知事は、自民党の推薦を受けて当選され、民主主義ですから、それに基づいて道庁の行政権が知事の下に発生しているわけです。知事の支持母体の一つが「護る会」といっても差し支えはありません。支持基盤の関係からしても、このままで良いとお考えですかということです。一度政治家として知事のお考えをいただきたい。

「日本の尊厳と国益を護る会」北海道百年記念塔を視察
道との意見交換を公開(パート2)

これを青山繁晴を筆頭に護る会の国会議員らが、当たり前かのようにやっているが、憲法94条では地方公共団体の権能について保証しており、議会で決まった事(行政権)を立法府の一員である国家議員がイチャモンつけて覆そうとするのは、憲法94条の侵害・地方自治の侵害と言って良いだろう。

なお、行政権を有してるのは地方公共団体にであり、民主主義国家の日本では知事より議会が下にならないので、行政権が知事の下に発生してると言った青山繁晴は明確に勘違いをしてると言える。

地方公共団体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、法律の範囲内で条例を制定することができる。

日本国憲法94条

このように憲法94条で地方公共団体には地方立法権と行政権が保証されているので、北海道道議員ですらない国会(立法府)の一員である国会議員が、道議会の決定に文句をつけて決定を覆そうとするのは全体主義であり、事実、道や道議会から猛烈な反発があり指摘された。

老朽化で安全確保や維持費の捻出が難しいことを理由に道議会議論も経て4年前に決定した経緯があり、地方自治への介入になりかねないとして道や道議会内から困惑の声も聞かれる。

北海道新聞 百年記念塔、自民国会議員が解体に反発 道「地方自治踏まえて」

国会議員は憲法99条で、憲法に違反・逸脱せず、遵守することを求めることが規定されているのだが、愛国を言う前に日本国憲法を守って欲しいものだ。

ちなみに、この青山繁晴は他にも建築文化遺産でも無いのに建築文化遺産と断定したり、健全でも無いのに健全と言いきり、300万円で足りるとしていたのに予想以上に金が集まったので何度も"おかわり"してる北海道百年記念塔の解体工事差止訴状のクラウドファンディングに名を連ねている。

とても健全とは言えない運動なので、寄附した人は今からでも収支報告の公開を求めるか返金して貰うか推奨する。

このように高市早苗のような役員が社長になり、愛社精神を言うくせに会社のルールすら守れなかったり、勘違いしてたり、話を盛る社員らが会社経営に携われば会社が崩壊するのは明白である。

日本国士を運営している松岡 石舟斎です。 ノートをご覧いただき誠にありがとうございます。 サポートをしていただけると幸いです。 宜しくお願いします。