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戦術核兵器を利用した通常戦争の時代

 令和四年三月初、ウクライナではキエフ包囲が進んでいる。一方、プーチン政権を倒そうという世界的な動きも広がっており予断を許さない。

 現在懸念されているのは核兵器の使用だ。

 使える核兵器である「戦術核」か現実的な危険だということが認識され始めている。

 下記の2018年2月のヤフーニュースは、ロシア軍が戦術核兵器の使用を基本的な軍事ドクトリンとしていることと、当時のトランプ政権が戦術核の更新・再配備を決めたことを報じている。



 現在もこの状況は変わっておらず、今回のプーチンの決断の裏には戦術核兵器の優位性があることが推測される。(本人もそのような発言をしている)

 今後、NATOの参戦やロシアの政治経済の崩壊が進むと、ヨーロッパで戦術核が使われる可能性がある。

 これに対してNATOが核による反撃を行った場合、太平洋側、特に日本に対する核攻撃の引き金を引くことにならないかと危惧する。ロシアの代わりに予行演習を繰り返していた北朝鮮が核攻撃を代行する可能性すらある。

 皆が恐れていた戦略核による絶滅戦は起こらない。しかし、戦術核による永い世界大戦か始まってしまうのかもしれない。

 ウクライナ戦争の行方を見守りたい。

日本の危機を広く知ってもらうため日々noteで投稿しています。あわせて日本復活に必要と考えている新しい技術・産業についても書いています。