日本存亡の危機

平成三十年、香港の移民コンサルタントから若い世代の未来を憂う声を聞き、自分と日本人がい…

日本存亡の危機

平成三十年、香港の移民コンサルタントから若い世代の未来を憂う声を聞き、自分と日本人がいかにお花畑なのかに気づく。多様な文化・文明が存在することが人類にとっての善と信じ、日本という固有の文明がグローバル全体主義に飲み込まれることを阻止したいと考えている。

マガジン

  • 新しい産業論

    • 85本

    強い産業の無い国は自らの力で安全保障を確立することはできません。全ての国力の基盤は強い経済。強い経済を支えるのは新しい成長産業。これが日本には必要です。

  • 令和日本・今そこにある危機

    日中戦争開始。我々は生き残れるのか?

  • ⛩歴史認識・国家観

    目前に迫った巨大な危機を乗り越えるには、国民が目覚め、政治を変え、官僚・経済組織の動きを変える必要があります。どんなに危機を訴えても、そして実害を受けても、洗脳されてしまった国民の心には届きません。 焦る心には、「歴史認識や国家観なんて関係ない。遠回りで意味の無い無駄なことだ!」と思えるかもしれません。しかし、現状を正しい方向に変えるには、自分たちが何者なのかに目覚めることが必須です。 目覚めなければ・・・日本国の存在は一握りの選民達によって永遠に葬られることになるでしょう。

  • 令和四年のウクライナ危機

    令和三年末にウクライナ周辺にロシア軍が集まってきてから投稿してきました。ここにまとめます。 もっと前からワーニングは出ていたにもかかわらず防ぐことはできませんでした。

  • 日本の核武装

    日本には時間がない。今、日本を侵略から守るには核武装するしかない。

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令和六年 日本の課題

 令和六年の日本の課題を考えるにあたって次のことを前提としている。これほ、新型コロナウイルスを巡る医療・医薬産業複合体の闇や、ウクライナ戦争を巡る軍産複合体の闇を見てのことた。  「数百兆円・数千兆円の利益を生むビジネスの前では全ての人間は悪魔になり得る」という前提。そして、この金額に見合うものであれば、人間はどのような技術でも発明・開発して利用する。そして、法律も倫理もかなぐり捨てて、あらゆる悪の限りを尽くす。  アメリカの戦争屋(ネオコン)はウクライナ戦争を演出し、ウ

    • 中国が台湾や尖閣・南西諸島への侵攻を決断してしまう可能性

       「台湾有事は日本有事」という言葉は、日本を中国との戦争に駆り立て一儲けしようという戦争屋 Warmongerの意図的な挑発と感じる。遠藤誉先生などが主張されるとおり、現在の中国に台湾に武力侵攻することの合理的な理由はないだろう。膨大な人口を抱え食糧・エネルギーをアメリカを含めた海外に頼らなければならない懐事情もあったろう。軍事力がアメリカに及ばなかったというのも大きい。  しかし、ウクライナ戦争はロシアや中東を中国に接近させてしまった。これにより中国はアメリカやカナダ・オ

      • ナオミ・クライン「ショック・ドクトリン」

         「新型コロナはプランデミックではないか?!」と糾弾する声にたいして、「それは陰謀論だ!」という人たちが大勢を占めている。  しかし、ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」を読んだ後でもそう言い切れるだろうか?  人間は巨万の富を目の前にすればどんな悪事でもやってのける。しかもシリアルキラーで知られるように他者にシンパシーをもたない倫理観のない人間は一定数存在する。  

        • 東浩紀「訂正可能性の哲学」ゲンロン叢書,2023.8

           完全に読む順序を間違ってしまった。氏の新著「訂正する力」を先に読んでしまった。新著には実践編と書いてあったので嫌な予感はしたのだが。  「訂正可能性の哲学」の第1章を読み始めてすぐにわかった。「訂正する力」を読んでいて疑問に感じたことは全て前著に答が書いてありそうだ。  新著の感想を書いたときに「東浩紀さんは保守とリベラルの間に答えを見つけようとしているのではないか?」と書いたが、そのまま「保守でもないリベラルでもない」と書かれていた。しかも一章に。  やはり、浮世離れし

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        記事

          アレクサンドラ・アンリオン=コード「コロナワクチン その不都合な真実」詩想社、2023.12

           mRNA生物学的製剤の開発の歴史とそこからわかっていた重大リスクについてつまびらかにする書籍。    日本にはいまだに「反ワクチンの妄想」「価値観の問題」のような悠長なことを言っている人達が多いが、すでにわかっている技術的な問題と製薬会社の問題について知ってほしい。  この本は薄く手頃である。一読を勧める。

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          東浩紀「訂正する力」~迷走するリベラリスト?

           哲学者 東浩紀さんの新著 「訂正する力」。哲学するには「時事」と「理論」と「実存」の三つが必要と述べ、それを著書の骨組みとしている。本書の重要な点はここだと感じた。詳細は三章の冒頭に説明されている。  著者の「訂正可能性の哲学」の実践編の位置づけだそうだ。  読み進めて感じるのは一人のリベラリストの苦悩だった。ジャパンの未来を憂いている様子は伝わるが、過去を否定せず「訂正」しながら進むというアイデアを読むにつれて「これって、保守思想では?」と感じずにはいられなかった。使

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          矢部宏治「知ってはいけない 隠された日本の支配の構造」シリーズ、講談社現代新書

           「陰謀論」と揶揄する人達もいるが、戦勝国がその属領に対して支配を継続するのは当然だろう。それを、「そんなはずがない!」と言い切るのはお人好しでお花畑なのか、お子ちゃまだからだと言わざるを得ない。  沖縄に米軍基地が多いことはよく知られているが、関東も負けてはいない。横田基地、厚木基地、座間キャンプ、横須賀海軍施設、相模補給廠。関東の多摩上空は横田空域と呼ばれ認可無しに日本の航空機が通過することは出来ない。東京都のホームページにも出ている。  相模補給廠も遅遅として返還は

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          WCH議連立つ!原口代議士に期待

           「グローバル経済化した世界で反グローバリズムはおかしい」という、ピントのずれた批判をしている人達がいる。  私利私欲のために人命・人権を踏みにじる悪が国境を越えて活動している。そのことに対抗しようというのが今言われている「反グローバリズム」だ。  そんなものは陰謀論であって、都市伝説の類いだというのだろう。しかし、そうとばかりも言えなくなってきた。2020年から流行した新型コロナウィルスとmRNA製剤(ワクチンと呼ばれているようだが)を巡る陰謀が実例だ。  新型コロナ

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          参政党 神谷代表の一年前の予告

           ちょうど一年前の2022年12月に神谷さんが次のような対談動画をあげていた。この中で、次のようなことを述べていた。  ここで「悪い人」とは、個人的な目標を達成しようとする人という意味だろう。敵対する政治勢力への攻撃や自身の関わる組織を呼び込む行為も含まれるだろう。動画では悪い人についての定義が語られなかった。これが問題な気もする。追い出された人達は、自分のしたことが悪いと思っていないのではなかろうか?  三顧の礼で迎え入れられた人からすると、「私の目標・野心は知っていた

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          「増税メガネ」騒ぎ。今さら感

           昨年2022年の7月に下記の記事を書いた。そして一年強。予想通りになった。当時から岸田総理を危ぶむ声はあったが、変な「バランス感覚」をもった日本人は、凡庸な岸田総理が続くことを願った。  そして、今になって「増税メガネ」と呼んで騒いでいる。日本人の悪いところである。政治に無関心で、マスコミやSNSに煽られて右から左に激しく意見がスイングする。  正直な話、自業自得としか言い様がない。自分たちのせいなのだ。このまま政治や経済に無関心であれば、日本は何度でも失敗するだろう。

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          人道的な観点を無視すれば太平洋戦争の特攻作戦は合理的かもしれない

           太平洋戦争の特攻作戦については次のようなことが通説として語られる。  「もう負けが見えているのに無慈悲で無謀な大本営が狂気の特攻作戦を実行させた。参加した兵士達は勇敢に戦ったが無駄な死だった。」  果たしてそうだろうか?  島国日本の防衛戦略としては、合理的な戦略だったとも思える。日本が敗戦後に言語を奪われずに、国体をある程度維持できたのも、この防衛戦略があったからではないだろうか?  日本はドイツと違い周囲を海で囲まれた島国だ。当時でも一億人の人口をかかえ都市部を

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          参政党 そもそもゴレンジャーは党運営に関わっていたのか?

          神谷、渡瀬、KAZUYA、松田、篠原の五人が創設時のボードメンバーでそのときから神谷さんがほぼ一人で党運営を差配していた印象。 神谷さん・松田さんを除くゴレンジャーは、後から選挙向けに参画してきたこともあり党運営に深くは関わっていなかったのかも。 ~ 6月の会議でゴレンジャーが再び党運営に入る件について話したのに、会議二時間後にキャンセルされたと武田先生が訴えていた。これは神谷さんも関連したことを説明していたので、本当にあったことだろう。 神谷さんの説明によると、 ・

          参政党 そもそもゴレンジャーは党運営に関わっていたのか?

          宮古島の陸自ヘリ墜落事故の調査結果はどうなった?

           自衛隊関連の事故は戦争・軍事に関わるということもあり、いつも原因が曖昧だ。  最近でも、宮古島の陸自ヘリ墜落、小松基地アグレッサー機の墜落、F三沢基地35Aの墜落など事故が続いていた。陸自事故に至っては原因の報告すら延期されている。しかも防衛大臣の指示で。  墜落について事件説を採る人達もいたが、「陰謀論者」と言論封殺の憂き目にあった。原因の報告が延期されている現況を鑑みて、言論封殺に回った連中は何を考えているのだろう?  アメリカのCIAは国家安全保障にかかわるため

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          減税は利権に切り込む武器!日本人に必要な強い政治家は?

          組織は無用になっても生き残ろうとして本体にダメージを与える 組織は一度生み出されてしまうと、その当初の目的が達成された後でも生き残ろうとする。  例えば、自動車を販売する組織があったとする。販売はネットが主流となって店舗が不要となった場合、店舗をたたんで人員を削減するのが常道だろう。  一方「これからは店舗と顧客を生かして車の代わりに家電も販売して売り上げを維持しましょう」というような延命措置が施されることがある。無理をして生き残りを図ろうとすると、損失・ダメージが拡大す

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          頑張れ参政党。でも組織のゴタゴタは目をつむらずに解決すべき

          組織を作ったら内と外が出来て、内側には権力の階層が出来る。十万人も居たら仕方ないことですね。 ソビエトでも革命後にテクノクラート(官僚)が新しい権力者になってしまいました。 フランス革命でも同じ。 組織内の選挙で選ばれたわけでもない人達を、党内の様々なことを差配できる地位に就けてしまったら、こんなものかもしれません。 マンションの理事会のような小さな組織内にもあプチ・ディープステート。 任期制などで権限に制限かけない限り、これからやっくるであろう独裁・腐敗も防げない

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          第三次世界大戦勃発か?アメリカとロシアの対立を日本は無視していいのか

           ウクライナ戦争はアメリカの一極覇権の終焉を象徴しています。ロシアのプーチン大統領はアメリカの一極覇権に対抗することを公然と主張するようになりました。持っている資源や軍備(核兵器を含む)の量を考えると、この二つの国だけが大国と称することができるでしょう。200年前、トクヴィルはこの二つの国を中心にした世界の覇権争いを予言していました。冷戦の終結により、一旦は終わったように思われましたが、力をつけたロシアは再び立ち上がってきました。  ウクライナの現状において、アメリカの支援

          第三次世界大戦勃発か?アメリカとロシアの対立を日本は無視していいのか