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新卒にオススメ「論理的な」ビジュアルデザインの本6冊

中堅デザイナーとして、新卒のメンターなどをやっていると、デザインという行為は、意味を見出すことが大事だなぁと思うので、今回はできるだけ論理ベースで書かれたデザインの本を集めてみました。

どちらかといえばビジュアルデザインの話で、表現力をつけるということを目標にした本です。
「なぜそうなっているのか?」を感覚に頼らず、論理で作ることは、ビジネスで会話をする第一歩。

正解はないと言われがちなビジュアルデザイン領域ですが、個人的にはある程度ターゲットを絞ったり、制約がある中で、ある程度の正解はあるんじゃあないかと思っています。

論理さえ学べば、ぶっちゃけ誰でもデザインはできるし、クリエイティブな判断をするためにも、今後全ての人がデザインをやっていかないといけないと思っています。
ノンデザイナーの方もぜひ。

デザインの"らしさ"を学ぶ

良いデザインは”共感”できて、らしさ が重要。この本は、体系立ててレイアウトのなんたるかを学べます。
重要なのは、何をすればどういう印象になるのか?これを叩きこむだけで、ふさわしいものが何なのか正解がわかる感じ。


こちらは色も絡めたレイアウトの本。求めているイメージに近づくためのノウハウがしっかり書いてある良本でした!


このシリーズは安くて読みやすくて好きなんですが、特にこの本は初心者に優しいです。実際に統計をとった調査結果って感じで、イラストも多く分かりやすいです。


美しさを学ぶ

デザイナーが美しさにこだわる由縁は、「美しさは感動をうむ」と書かれていて普通に感動しました…。
美しいものは心が動く。「美しさ」ってなんだろうと思った時に、それはもう歴史的に答えは出ているのかも。


絵画の構図を学ぶことは非常に勉強になります。特に名画と言われているものや優れたデザインには、見えないグリッドや法則性がある。


黄金比はそもそも自然のなかにあって、人体はもちろん、貝や魚、植物に見られる。それを具体的な手法にして、人間が作るものに取り入れようとするってすごい発明だな〜〜と。

いろいろ読んでみると、デザインは心理学や科学、数学に裏打ちされた学問なんだなーとしみじみと思います。

学ぶことはめちゃくちゃありますが、良い本がたくさん出ているので是非色々読んでみてください!

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