上司から「残念」と言われること

会議や勉強会で、よく上司が「残念」と言います。
主に物事の意図を理解していない態度や行いに対して、期待値を下回ったときに使われているようです。

上司は義理人情に熱く、リーダーシップもあり部下からも慕われる良い上司ですが、この「残念」という言葉を僕は好きじゃありません。

経験上、「残念」という言葉を二人称で使うときは、その人が勝手に期待値を設定して判断する言葉だからです。

親、教師、同級生、元婚約者とその家族など、色んな人から色んなシチュエーションで浴びせられたので、この言葉はつくづく自分勝手な言葉だという印象を与えているように思います。

一人称で使う場合は、自分に対して使うのでその期待値は超えないといけないと思っています。

話を戻しますが、立場ある人が部下に対して「残念」を使う場合は一人称と二人称を一致させた上で使ってほしいと思っています。

また、上司は心理的安全性を重視しているとおっしゃるのですが、この一方的な「残念」のせいでせっかくの信頼も揺らいでしまっている点がもったいないなぁと思います。

と、こちらの意見を一方的に述べましたが、もちろん「残念」の裏には期待しているということがあります。
ようは、表現のレパートリーが少ないだけで、「もっと本質を見極めて行動しようぜ!」と言いたいんだろうなと思います。

本質を見極めるという難解なことを「残念」で片付けるのもかなり横暴に思いますが(笑)

ロジカルシンキングやクリティカルシンキングといったスキルを癖付けるか茨の道をくぐり抜ける経験がないとその領域は難しいでしょう。

私も今習慣化しようとは試みていますが、すぐには身につくものではないです。

そういったことから、「残念」という言葉の便利な言葉で終わらせず、丁寧に対応していこうと感じた昨日でした。

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