おなかがすいた。
ふにゃふにゃしてたい

シーツに顔を押し付けて
もふもふしてたい

この小さな世界から
抜け出したくない
目覚めたくない

目を閉じて 眠って
起きたら優しい場所に
居られたらいいのにと
わずか数秒の夢を見る

こころに既視感

繰り返し何度も考えては
日常に押し流されてきた夢だ

おはよう。パンダくん。
起きあがってキスをして
もたれかかって巻き込みながら
今度は床に倒れ込む

ひんやりと冷たいから
長居はしない

今日も始まったねぇって
ちょっとだけハグをして
わたしはわたしを整えていく

積み木を積むみたいに
また一日が始まる

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