もしも、世の中のすべてのものが、無料で与えられているとしたら。
もしも、世の中のすべてのものが、
いわゆる"無料" で与えられていて、
お金が、かからないとしたら、
(ようするに、お金を介さないで、
やりとり、できるのだとしたら)
もっとみんな、自分の好きや、
本当に惹かれているものに、
正直にならざるを得ないんじゃないか、
と、おもう。
だって、お金がないなら、
こっちの方が高いから安いからとか
そんなことは思わなくてよくて、
ただ、これがいい✨って、
おもうものを選べばいいから。
結果、それを選択することで、
本当に自分が満足できたら、
あれもこれも手に入れたいとかも、
なくなるんじゃないかなあ、っておもう。
そうなると、自分自身がより、
自分自身の感覚や好きに、
向き合う必要性は出てくるけど、
ひとりひとりの人間の精神性が、
しっかりと成熟していれば、
(ここがかなりポイントかな)
助け合ってこそ生きられるから、
与えられているものに、
自然に感謝が、わいてくるし、
自分だけが良ければいいなんて、
そんな振る舞いはマイナスでしかない
そのことが、体感としてわかるはずだ。
だから、
意外といい感じに、
世の中は回るんじゃ
ないだろうかとおもう。
.
ここでの "助け合い" も、
同じだけ価値があるものを、
交換し合わなきゃいけないわけじゃなく、
すべての人が自分にできることをして、
それが全体として循環していることを
わたしたちが、本当に体感できるなら、
生きているだけで価値があるということを、
きっとわたしたちは、心から信じられるし、
生きる希望が持てるんじゃないかとおもう。
自分だけが良ければいいという誰かや、
自分だけが得をしようとする策略や、
自分たちの身を守るために、
自分側の正当性を振りかざす行為が、
世の中の多くの争いや諍いや戦争を生むんだもの。
そんなのはもう、卒業したらいいんだ。
.
そう考えると、そもそもなんで、
お金を介さなきゃいけないのかが、
すごく、不思議に思えてくる。
お金にコントロールされてる
この世界の方が不自然だなって。
.
いつからかわたしたちは、
お金そのものに価値があると、
思い込んでしまって、
多くの人がそれがなくなることを恐れて、
それを、大きくすることが大切なんだって、
稼ぐことや、増やすことに、
夢中になってきたかもしれない。
でも、わたしたちは、
お金そのものが、
欲しかったわけじゃなく、
その向こうのしあわせや、
健やかに満ちた暮らしが、
本当に必要とするものだった。
.
もし、すべてが、
与えられるなら、
わたしたちは、もっと自由だ。
その向こう側にある
大切なものたちに、
もっと真剣に向き合える
そういういのちの使い方ができる。
いまはまだ、世の中の多くが、
お金を介して動いているけど、
意識を変えるだけでも、
きっと変わるものがある。
というかむしろ、
そこからしか、
変わらないのかも。
わたしたちには、
すべてが、
与えられているって。
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