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【学校だより#29】(スタッフ・ハイジ)

4月のNIJINアカデミー日常を少しご紹介!

毎週水曜日の朝のHRを行う校舎2階の広場

Epi.1 NIJINアカデミーが全国規模であることを感じた瞬間

 子ども達とお話をしていたときに、ふとした時に私が地元の言葉を使って話をしてしまった。すると、「え、何それ。」「それ○○県では~って言うんだよ。」「うちは~だよ。」「え~(笑)」と話題の中心は方言に。普段聞くことのない言葉が飛び交い、子ども達は面白くなったのか、Padlet(NIJINアカデミーで使用している学びの可視化ツール)で学びの投稿をする際にも方言を使って書き込みをする数名の子ども達。
 あるクラスでは、クラス会議で「勝手に観光大使!」と題して、自分が住んでいる地域をPRするといった取り組みをしている。
 全国の子ども達が繋がれる場所、それがNIJINアカデミーだと日常で感じた一場面。

チームHRで「勝手に観光大使!」として地元をPR

Epi2. 横のつながりの強さ

NIJINアカデミーのリアル行事参加を終えた子ども達が、「生○○さんに会えた!!とっても嬉しかった!!」と、今までオンライン上で会っていた子が対面で会えた喜びをとても感じていた。
NIJINアカデミーでは対面行事をいくつか実施していているが、その行事での出会いを通して、行事以外で一緒に会って遊んだり、メタバース校舎で今までより一層お話ができるようになったりと、出会いが子ども達同士の繋がりをより強いものにしている。

またリアル行事に参加していなくとも、校舎内での行事やクラス会議、サークル・部活動等を通して、子ども達同士で連絡を取り合い、時間になったら校舎に集合して遊んだり話をしたりしているようだ。最近は、校舎のあちらこちらで何やら楽しそうに盛り上がっている姿を見かける。

子ども達からは、「あの子は○○が好きだから、今度これをプレゼントしたい!」とか「○○さんたちは、とても~が得意だよね。」「さすが、○○さん!」といった声も聞こえてくる。


Epi.3 力を合わせれば可能性は無限大

ある授業での一コマ。

子ども:「チャリティ商品を販売するために、canvaでこんな感じでチラシを作りました。(画面共有をしてみんなに見せる)」
子ども:「チラシに商品の写真を入れようと思います。」
講師 :「もっと商品のことを知ってもらうためには、どうすればいいかな?」
子ども:「QRコードとかをインスタやHPに貼ってもらうとか?」
子ども:「今QRコード作りました!」

この一部始終は、Zoom上でしかもたった5分程度で行われたものである。
この会話に参加しているのは、小学校低学年~中学生の子ども達。中には数か月前までcanvaを全く使えなかった子が、今では大人よりも使い方を知り、使いこなしている。QRコードの作り方は一体誰から教わったのか、はたまた自分で調べてその場で作成したのかはわからないが、この一部始終をみただけでも子ども達がもつ力の高さを感じている。

NIJINアカデミーの子ども達は、それぞれ得意なことや好きなことがあり、それを誰かに紹介したり、ときには一緒にやったりしながら、どんどん技を習得し、いつのまにかできるようになっているということが多い。最初はそこに大人がかかわることもあるが、子ども達同士でどんどんやり方を覚えていき、互いに助け合っている姿もたくさん見る。

異学年、個の強みを活かした活動など、NIJINアカデミーだからこそできる学びに溢れていて、嬉しい限りだ。


授業でのやりとりの様子


今年度がスタートしてまだ1か月ではあるが、これだけの子ども達の良さや強み、頑張りに満ち溢れているNIJINアカデミー。
どこまでもいけそうな子ども達の活躍がとても楽しみである。


スタッフ 松本真実(ハイジ)

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