クリスマスプレゼント
クリスマスイブ、夫は趣味のイベントに参加のため一日留守でした。
日曜日も毎週、趣味のために出掛けます。
これを以前は彼の大切な楽しみだと応援してあげることができました。
ところがくも膜下出血を起こし、自分の生きがいも趣味も失ってしまってから快く夫を送り出すことが出来なくなりました。
羨ましくて切なくて、かといって自分のために趣味をやめられるのも嫌で、わがままな自分の気持ちを抑えられずにいます。
24日、1人ぽつんと家にいるのが嫌で、だけど賑やかな街に出たら余計に寂しくなる?そんなことを考えていたらクリスマスなのにとても悲しくなってしまいました。
そんなイブの夜、noteからお知らせメールが届きました。
前回のブログ「聴くことは大事な技術の一つ」に理学療法士の方がコメントを下さいました。
そこには「聴くこと」を重要視しておられることと自身の障害受容に対する価値観について
"障害受容に関しては「社会の側が障害を受容すべき」と考えています"
と書かれていました。
これまで私が目にしてきた障害受容とは
「障害者が受容すべきもの」というものばかりだっただけにとても驚きました。
さらに
"より多くの当事者が生きやすい世の中にしていかなければならなりません"
とも書かれており、こういう風に考えて下さる療法士さんがいることがとても有難いと思いました。
そして
"これから生きていかれる中で大変なこともたくさんあるかと思いますが、できることを一つでも多く獲得できることを願っています。"
コメントはそう締めくくられていました。
見ず知らずの書き手に下さった言葉に胸が熱くなりました。
ちょっと寂しかったクリスマスでしたがとても素敵なプレゼントを頂けたこと、感謝したいと思います。
もうすぐブログを始めて一年になります。拙い私の文章を読んでくださる方々、コメント下さる方々。本当にありがとうございます。
病気を経て出来なくなったことは沢山ありますが、出来ると気が付いたこと。それは文章を書くことです。
自分の思いを綴ることしかできませんが、皆様に目を通して頂けることが何よりの励みになります。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そして今回素敵なプレゼントを下さった理学療法士さん本当にありがとうございました。