LAURA trial、ポジティブ、 その先は…

https://www.astrazeneca.com/media-centre/press-releases/2024/tagrisso-improved-pfs-in-stage-iii-lung-cancer.html

CRT後にアジュバントオシメルチニブ、プラセボ群との
対象試験、LAURA trial 予想はされていましたが、
PFSポジティブと。
ADAURAがポジティブな結果を出しているなら
そりゃもっと再発リスク高い群ですから当然かと。
OSに関しては少し様子見で行くしかないですね。
ADAURAよりクロスオーバーは緩いようですが…

デュルバルマブ投与に関しては

こういう報告もあるので、EGFR+のCRTアジュバントは
こちらに移行する?のかもしれません。
Xではすでに激論



これの延長線上で
ALK陽性肺がんで、
CRT後どうする?
というアンケートがあり

まぁ、当然アレクチニブ圧勝なアンケート結果なわけですが
「そもそもCRTもいらんのじゃね?」
的な論も出てきて、Xではいろいろ激論
「CRTいらないまで言わないけど、
 オリゴリカレンスやパーシステントオリゴメタに
 RTで良くね?」

とかいろいろ出てきてHOTになっています

実際アジュバント イミフィンジとアレセンサの試験は
すでに走っているようです

これもPFSならアレセンサが勝つのは出来レースな気がします。

さすがにIII期の肺がんでEGFRmut(+)で
ファーストラインでTKIから、とまでは妥協できませんが
ALKfusion+なら…という気持ちは理解できますが
CRTを捨てられるのも何とも…
ALKとCRTの副作用ならALK>CRTなのは
ちょっと否定できないですが
経済的毒性は半端ない気がします…

さらに延長線上には「早期なら手術も回避」とか
極論がどんどん進んでいくかもしれません。

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