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青い部分

青いというのは心の色、いつまでたってもいろんなことに悩んで、うまくいかずどんどん自分で掘った穴に自身でハマっていくような人がいます。

周りは「頑張って!」と言いますが全く響いていないようでその時は「すっきりしました。」と言いますが、それは顔だけで全身のほとんどが穴から抜け出ていないから時間が経てば元の木阿弥。

そんな知り合いから「ちょっと1杯だけ付き合ってください。」と頼まれました。

三か月に一度ぐらいの頻度で誘われます。
内容はほぼ同じ。分かっていても話を聞くぐらいならとお付き合いのビールで乾杯となります。

心療内科にも通い出して先生の前で泣き出すことが何度もあるそうです。
結局は自分を分かってほしくって空回りしているようです。

周りの人にとって他人に興味を持つとはたとえば男女なら気になる相手にぐらいでほとんど関心は自分事らしいです。

「もう限界です。」「ならば今の環境から離れたら?」
「でもみんなが頑張ってって言ってくれるので…。」

そんな気持ちわからないでもないですが、自分の体や精神にひずみが出だした状態で苦しんで我慢する必要があるとは思えません。

まだまだこれからの人生は長くてこんなところで止まっていてもしょうがない。自分のために!が今の彼女には必要なようです。

まずは自分がどうすれば気持ちが楽になるのか、お酒やたばこに逃げずに生活を楽しめるのかを考える必要がありそうです。

とても情に厚く人に優しい人ですが、自分が苦しんでいたのでは何にもなりません。人にした分自分にもと言う思いも甘いような気がします。

無性の愛でないのなら、ただの自己満足。

2時間ほど経ってそろそろとなりいつもと違って今の環境から離れる決意をしたようでした。来週辞表を出してしばらくはゆっくりするそうです。

「職場の人と離れるのは寂しいけれどなんだかすっきりしました。」とも。

人生は修行の連続。きっと新しい環境でも頭をぶつけることはあるでしょう。突き進む体力がないならさっさと別の世界に飛び込むのもいいかもしれません。

悩んでいる部分は人それぞれですが人間は幾つになっても青臭い部分があって成熟するのはいったいいつ?と思うことがありますが、それが人生かもしれません。

公園の桜が咲き始めました。今年も桜を見ることが出来た!
主人が逝ってから毎年桜を見ると思います。それを寂しいと取るかありがたいと取るかは自分次第。

いつもと同じ桜も毎年少しずつ違っているのを気が付かないのは私だけでしょうか?

今日もいい日にしましょう!

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