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心の荷物の下ろし方

いつまでも手放すことが出来ないこと。人にもよりますが、執着する心癖はなかなか厄介なものです。

それはちっぽけなプライドが邪魔をしていると聞いたことがあります。
自分に自信が無くて背伸びしたプライドはひょっとしたらこだわらなくていいことに拘り過ぎて自分で自分の首を絞めている。

手放すことが出来ない人はどれを捨てて何を残すかが分からなくなっているようです。

洋服にしても20年も前に買ったものがまだクローゼットの中にある。それを今でも着ているなら素晴らしいとなるのですが、今の自分の体型や容姿に合わなくなっていても、清水の舞台から飛び降りる気持ちで手に入れた!と言う功績?だけで、又高価なものなら手放すことはその当時の自分まで捨てるような気になるということだそうです。

心の中の荷物と言ってもそれは過去の思い出。楽しかったこと辛かったこと、すべてをひっくるめて大切にしまっていても、未来に繋がる宝物になっているのは果たしていくつあるでしょう。

あきらめが悪いと親から𠮟られたことがある子供時代。でも実現したことは幾つあったでしょうか?

おとなになっても様々なことで執着が邪魔をして相手も自分も苦しむことになる恋愛。

お金への執着。

執着がエネルギーになっていい方向に行くこともありますが、その操縦法を間違えば…。

結局は自分に自信があるかどうからしいです。
私もまだまだ修行の身、偉そうなことは言えませんがさすがに20代40代そして今。いろんな経験を重ねていくうちに最も育ったのは「あきらめる」という気持ちです。

捨てたから新しいモノと出合えたということが多々ありました。
その時は悩んでも一つずつ天秤にかけて、残ったものは未来には必要のないもの、かえって邪魔になるようなことが多かったように思います。

どんな生き方をするかはそれぞれに選ぶ権利があってとやかく言われる筋合いわない!と言うところですが、自分にとって何が幸せかということがはっきりしていないと満足な日々は得られません。

捨てることは解放されること。

私は一段落した還暦の時、復氏をして新しい人生を始めようと思いました。名前を戻したぐらいでとなるのですが、これからは自分の人生。なんだか薄情な気もしましたが、それよりもこれからが楽しくなるという思いの方が強くありました。

命さえあれば無くして困ることはない!
「なんでもぱっぱと捨てすぎ!」と子供たちからは思われているようですが、今が一番幸せと思える心の断捨離は八分目まできたような気がします。

今日もいい日にしましょう!




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