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ニケと歩けば cent quatorze

極寒の朝、歩くとすぐに温まる体も今日は帰宅するまで冷え切っていました。すぐにストーブ!私より先にニケが陣取ります。

私が1番乗り!とばかりに遅れて部屋に入った私を見上げました。

「今つけるからね」私のためよりニケのため?

冬毛がみっちりと体を覆うニケですが、ご飯の用意ができるまで待機して終わればこの位置に戻ってひと休み!

数分もしないうちにすやすやと寝息を立てています。

私はエスプレッソにお砂糖とクリームを入れてこの時だけは甘ーい珈琲で温めます。

日本茶よりコーヒーの回数が増えていつもはブラックで飲むのですがこんな寒い日は甘いものが欲しくなります。

ニケが寝ている傍のパソコンの前に座るころには手先も柔らかくなって

「今日は何書こうかなあ」と言う毎日です。

二冊目の電子書籍も今月中には出せる運びとなって去年から始めたパソコンに四苦八苦しながらここまで来た自分に驚いています。

60代最後を飾るいい年になりました。ニケがいてくれたから、ニケのために…。と掛け替えのない相棒ですが、また新しい年代に入っても何かできそうな気になるのは彼女のおかげです。

動物嫌いな友達は、他の人たちが愛犬の話をすると「ペットの話は3回までね!」と言っていたのが、今年の春ハムスターを飼うことになって、今では誰よりも彼の話をします。子供が大きくなってもこの子たちはいつまでも愛くるしい!

いつかは…。その日を迎えるのはつらいですが、大泣きするのは分かっていますが…。それまではたくさんの普通の日常を一緒に過ごしたいものです。

机の下のあんず2


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