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ニケと歩けば quatre-vingt-onze

昨日は突風にさらされて寒い散歩になりました。

犬は冬の方が元気で暗くなっても平気でどんどん家から離れていきます。さっきまで名残の日差しがあったのに坂を上がるころにはストンと落ちて急に暗くなります。

黒いやね

山は黒いシルエットになり家の明かりでニケと私の影ができました。

今日は久しぶりに暖かいシチューが食べたくなりました。キノコたっぷりの!

あんなに暑い日が続いたのに紅葉の山を待つ季節になりました。。

時間の波にそのまま流されてしまいそうな夕暮れです。

最近めっきり見なくなったイノシシは出くわすと怖いのに見ないとなんだか寂しい。ないものねだりです。

「今何が欲しい?」と自分に尋ねました。若さ?お金?体力?

横を歩くニケと同じように命を使って生きているこの時間が何回も何回もありますように。寒さのせいかニケが愛おしいからかそれが答えとなりました。






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