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人生はオセロゲーム

黒と白。単色が盤の上、パタパタと黒から白に。また反対も…。

最後までどちらが制するかわからない。おしまいまであきらめないで!と言われているのか、四すみを取らなければいくら盤上で優勢であってもむなしい努力と冷ややかなのか。なかなか手ごわいオセロゲームです。

これを人生に例える人がいてなるほどなあと思えるような思えないような…。

 毎日は悩み事や面倒なこと、めったに大逆転とはならず、最後は受け入れたり人生こんなものとあきらめたり、気にしなーいと見て見ぬふりをしたり。反対にちょっとしたいいことが続くといい気分に簡単になれたりします。それはみんな自分の気持ち次第なのですが…。

目の前の相手の色を自分側に変えることばかりを考えるだけでも面白いとなるところ、終盤になってあれよあれよとひっくり返されてお陀仏になるさまは相手に負かされてもなんだか気持ちがいいものです。

次は同じ間違いはしないよと挑みますが、よく似たパターンで同じ結果になります。思考回路が単純なのでしょう。考え癖って知らぬ間にしみついています。

私は理路整然と物事を進めるほうではなく、ほぼ勘ピューターに頼ってきましたが、頼りにしている頭の中の機械?もそろそろさび付いてきて、油を注ぐもなかなかさえたアイデアが浮かばなくなってきました。

それならば相手に考える暇を与えずどんどんと進めていったらと試みますが、こちらが行き詰まって同じ結果に。自分で自分の首を絞めるとはこういうことです。

しかしたまにあのパタパタと見事にひっくり返る結末を経験するとそれはそれで今までの負けっぷりはすっかり忘れて勝利の余韻に浸ります。

自分の考え癖より相手の考え方、出方を見るのも一つの戦略。

 孫とのゲームも真剣勝負。「手抜きはしないよ!」というもののだんだん負かされる回数が増えてきました。

自分の生活が安定してこそ優しくもなれるし、気持ちも豊かになるものですが、いつどうひっくり返るかわからない薄氷の上を歩くような人生はできるなら出合わないでおきたいものです。

ゲームも人生も先を読むことができればいいのに!と思うのか、先が分からないから面白い!となるかは意見は分かれそうですね。

今朝のニケは寒い公園でも少しでも長くいたいので、帰るふりをして、横道にそれたり、ぐるんと回転レシーブで抵抗します。

お腹を見せたりアジの開きになったりと彼女のゲーム?は暫く続きましたが、これ以上はとあきらめたのか朝の散歩の終了です。

今日もいい日にしましょう!







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