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「挑戦状への挑戦」体験記録5

こんにちは、仁木碧と申します。

以前、「『読者への挑戦状』挑戦記録」という記事を書きました。

「挑戦」する度に記事を更新していたのですが、当初の想像よりも自身の「挑戦」が増えてきた為、これまでの記事は「まとめ記事」として、細かい感想などを書いた「体験記録」は個別の記事にしようと思います。

体験記録1〜3は、まとめ記事に書いてある内容で充分だと思っているので、改めて書き直す予定はありません。

ネタバレはありません。
🤔「『読者への挑戦状』に挑戦してみたいけど……
どうなの?この話、面白いの??」
という方の参考になったら、と思い筆を取っております。


『封谷館の殺人』方丈貴恵

こちらは、メフィスト リーダーズ クラブより発行された会員限定小説誌「メフィストvol6」に掲載されていた「犯人当て小説」です。

こちら、別の記事でも述べましたが、なんと「読者参加型謎解き企画」となっており、専用の回答フォームに自身の推理を送ることが出来ます。

第二弾、第三弾の予定もある様ですので、是非気になる方は入会して一緒に楽しみましょう🥳


読みやすさ:9/10
比較的読みやすいです。
館の構造など、若干わかりにくい所はありますが、読みにくいという事は有りません。

またいつもの如く、短編という点も鑑みて数字を上げています。

推理の難易度:8/10
この「推理の難易度」は、数字が大きくなればなるほど「難しい」「そりゃわからんわ……」と感じる作品となっております。

9にするか迷ったんですが、読者への「問題」の書き方が優しかったので、8にしました。

いや〜〜ちゃんと解けるようにヒントは明示されていました。
違和感あったもん。
「この描写なんだろうね」って言ってたんですけどね〜〜〜。

解説を聞いて、ちゃんと納得はしました。
うーんでもちょっと弱いような気もするなぁ……と思う気持ちも。
納得とうーん、7:3くらいの気持ちです。

まとめ
突然ですが……
人間とは、なんと「ないものねだり」な生き物なんだろう……というお話をしますね(笑)

なんだったかな……Twitterだったかな、知恵袋かな。
ネットで見た、全然知らない人の恋愛相談の話です。

相談者さんは、若い女の子。
簡単に言うと「彼氏と別れてしまって、辛い。死にそうなほど辛い。苦しい。」という内容の相談だったんですが、それに対してとある人が、励ましのメッセージの中でこの様なことを言っていました。

人間は、「手に入れられなかったもの」「手が届かないもの」に対して価値を抱き、時にそれに対して酷く執着する生き物です。
今、あなたは、大好きな彼と別れてしまい、そんな「手に入らなかった彼」のことばかり考え、とても辛い思いをしていると存じます。

うわ〜〜〜!!なるほど!!!!と思いました。
勿論、この前後に「元気出して!」的な、有難いお言葉もあるんですが、今は割愛します。

「隣の芝生は青い」とはまた違うと思いますが、すぐ手に入るものよりも、手が届きそうで届かないものの方が価値が有りそうに感じてしまうのはその通りです。

また、少し違う話では有りますが
ゲームをしていて、めちゃくちゃに簡単なコースは「あ〜まぁ簡単だったな」と思ってあまり記憶に残りませんが、苦労したコースって、めちゃくちゃ覚えてます。
コガネシティのアカネちゃんのこと、私、忘れません(笑)


つまり、何が言いたいかって言うと(笑)
「自ら真相を解き明かした『読者への挑戦状』よりも、自分が解けそうで解けなかった『読者への挑戦状』の方が、楽しい!!!」ということです。

あぁでもない、こうでもないと友達と議論をする時間が本当に楽しいです。
なので、『被疑者死亡につき』よりも『封谷館の殺人』の方が、友人と議論する時間が長く、楽しかったです。

感じ方は、人それぞれだと思います。
私はお友達と一緒に推理する時間が好きなので、そう感じました。

解けないとイライラしちゃう!!という方は、私と正反対の意見だと思います(笑)

結果、凄く楽しかったです〜!!
早く書籍化してほしいです。

それでは、また。


最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
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