推しのアイドルのアゲマンになれるファンの生き方
どうも!日韓の架け橋フジモンです!
昨日のTwitterでちょっと色々書いた件について書きます。
今、「韓国と言えば?」って若い人に聞けば、ほとんどの人はK-POPをイメージすると思いますし、それくらい影響力が強くなっています。
実際防弾少年団に関しては、もはや世界規模で活動されてて、ヨーロッパにまでスタジアムツアーが及んじゃったのに関しては驚愕しました。
凄すぎです。
僕自身も防弾少年団のことは今ほどの人気が出るデビュー当初から知っているし、その時からのペン友達のお陰で防弾少年団に興味を持ったキッカケがあるので、正直今の人気には良い意味でドン引きしてます。
ただ、防弾に限らず、特に男性グループのアイドルに起こりがちな問題が
“サセン”だと思います。
韓国語で「사생(サセン)」とは、芸能人の私生活までを侵害して追い掛ける、いわゆる過激なストーカーのようなファンのことを意味する。
アイドルや周りの人のことなど考えず、自分の本能だけで動いているため、深刻な問題として取り上げられる場合が多い。
(NAVERまとめから抜粋)
結構問題として浮き彫りになるのは男性グループが多い印象ですが、女性グループでもまぁありますので、韓国に限らず、世界中のアイドルや芸能人が直面する問題だと思います。
僕も過去にA-JAXっていう韓国の男性グループのオタクもやっていたんですが、全然有名でもないA-JAXにもサセンはいました。
ただ、こういった悪どいファンの最上級が“サセン”なのであれば、それよりも下級であれど問題的なファンっていうのはいるものです。
僕は過去KARAペンでしたが、KARAペンの中でもサセンほどじゃなくても問題的なペンはいましたし、オタク的勢力争い的なものもありました。
ただ、やはり推しのアイドルがハイパフォーマンスで発展する陰には、ファンの圧倒的なまでの献身があるわけで、
つまりはファン全体の質っていうのはものすごく大事なので、
僕がKARAペンとして見てきたものや学びから得た
『推しのアイドルのアゲマンになるためには?』というテーマでお話していきたいと思います。
サセンの本質を知る
基本的に、同じアイドルのファン同士が戦っているのって、別にアイドル自身やスタッフ、他のグループファンから見て美しいものではありません。
むしろ関心ない人からすると「ちょっと残念だなぁ〜」とか「あのアイドルのファンってこんなことするんだ」って全体の問題になるわけです。
しかも、もう一つ、基本的に“サセン”とか“問題行動を起こしてるファン”には「悪気がない」んです。
自分のこととか自分のメリットしか考えられない頭なんです。そもそも。
だから、その人たちのことを晒したりすると、余計勢いづくパターンが多いです。
なぜかって言うと、それはそれで注目度が上がるし、禁止されればされるほど過激になる。
さらに、そうやって一回美味しさを知っちゃった人は中々やめられません。
これは人間の行動心理的にも言えます。
禁止されることをやりたいって思い、実行に移しちゃうのを行動心理学で言うとカリギュラの法則と言われます。
例えば男子諸君は分かるでしょうが、18禁コーナーがビデオ屋さんなどにはあると思いますが、あれ、行きたくなっちゃって行っちゃうんですよね。
あれもまたカリギュラです。
つまり、「アイドルのプライベートは追いかけるべからず」なんていう暗黙の了解的な決まりもまた、破ったらどうかとかそれ以前に、それをやってる人は他にいないし、それで自分だけがプライベートに近づける快感が勝っちゃう感覚です。
あと人間は出会いによっても変わるので、たまたま持ってしまったファン仲間がサセンだったら、当然のごとく活動もサセンになるでしょう。
そうやって連鎖するわけです。
本当に大事なことって、自分が応援するアイドルが気持ちよく活動できて、活躍すること
つまり、どこかネジは飛んでてもキッカケはそのアイドルが好きで応援したい気持ちは少なからずあるはずなんです。
だとすればサセンや問題ファンっていうのを更生させる手はどこかにあります。
そしてその話をする前に、そもそものファンとしての本質は何なのか?
というのを思い出すのが重要です。
それが、ファンもまたそのアイドルのブランドの一つってことです。
TWICEのファンの総称がONCEだったり、
KARAのファンの総称がKAMILIAだったり、
防弾少年団のファン総称がARMYだったり、
K-POPの良い特徴が、ファンに対しての総称がすごく馴染んでいることです。
つまり、本当にファン一体で成り立っていることをお互いが認識していることを理解する必要があります。
これがファンもアイドルのブランドの一つってことの根拠です。
ペンカフェやファンクラブに入っている人達はミーハーも含めて自分たちの一挙手一投足がアイドル自身に影響を与えるってことも認識した方がいい。
その上で、自分たちがファンとしてどう活動するのか?を考えると、アゲマンファンになれる道が開け、自ずと悪いファンが勝手に減る道ができます。
ファンがすることはアイドルの追っかけじゃない
ファンはアイドルの後についていくものではありません。
アイドルと横並びになって互いに影響を与え、ファン自体がアイドルの活動の方向性を作ることです。
(これが理想的な形だと思ってる)
僕自身がなぜこれを言えるのか?
それは今までのビジネス経験もそうなんですが、何よりもKARAペン時代がそうなっていたと振り返れるからです。
先ほども言ったようにファンの活動もまたアイドルに影響を与え、アイドルのブランドにも影響を与えます。
なので、いい目立ち方をすればするほど自分の好きなアイドルの株を上げるわけです。
ここからはKARAペン時代の話になりますが、簡単に言うと、
“カッコいい活動”
をファンとしての誇りを持ってやることが重要です。
(ただ、ここで言いたいのは、全員じゃなくても良いから、誰かその中心となる人物やグループが生まれれば良いってことです)
その辺KARAのファン達は異常でした。
僕は初期からのKARAペンでしたが、2012〜2013年にかけて、急激にKARAペン同士が徒党を組んで、チームが乱立するという現象が起きましたw
コスプレ組を含めて、KARAペンの多くは何かしらそれぞれのチームカラーに見合ったオリジナルグッズを身にまとい、イベントやライブに来るっていう現象です。
そのため、Twitterにはチームアカウントがほぼ必ず存在し、オフィシャルファンクラブの他に各チームに所属したい!みたいな形でファン同士のコミュニティーが出来上がっていきました。
そして、その始まりこそが、KARA★ADDICTという、僕も入っているチームです。
最も古参のチームであり、そこへの憧れから伝染するように色んなチームが出来上がっていきました。
(そうなった経緯はKARA★ADDICT自体が誰でも入れるような緩いコミュニティーじゃなかったというのがあります)
そして、KARA★ADDICTのTシャツやグッズを持っているだけそれがあたかもブランドのような形になり、注目されるようになりました。
それほどファンの中で強い影響力を持っていました。
さらに、KARA★ADDICTはスタッフやKARA本人にまで認知され、インタビューでもその名前が出るほど。
KARAやスタッフからの愛称もありました。
보라돌이(ボラドリ)です
そして、僕自身もずっとそのKARA★ADDICTという存在に憧れていた一人で、KARAだけじゃなくてKARA★ADDICTの追いかけをしていると言っても過言ではないくらい尊敬してました。
それくらい異彩を放っていたし、オーラがあったし、おしゃれでかっこよかった。
そしてKARA★ADDICTはその活動が何よりもかっこよかった。
ただイベントに毎回いるとか、ネットの発言でブイブイ言わせてるとか、オリジナルグッズを作ってるとかだけじゃないんです。
その活動の幅は本当にすごくて、例えば六本木でクラブを貸し切ってファンイベントを開催したり、それをインターネットやイベントなどで集客していたり、SNSの使い方も本当に上手でした。
なんとそのファンイベント自体には、KARAのニコルやハラ本人も興味を示し、Twitterでコメントしてたくらいです。
さらにアリーナツアーの時などは会場ゴミ拾いのボランティアをファン達に呼びかけて、ライブ後にゴミ拾いイベントなどをしたりしていました。
もちろんオリジナルグッズの他に専用名刺なども作っていたのですが、全てプロデザイナーが手がけていたりと、クオリティーへのこだわりも本当にスゴイ。
そしてイベントに合わせて新たにグッズを作るなど、そのスピード感とコンセプトとインパクトへのこだわりがすごかったです。
ウェディングドレスといえばこの方!桂由美さんとのコラボでKARAがイベントをやった時、ドレスコードで黄緑をワンポイントで身につけるなどの指定があったんですが、黄緑メインで字を紫にするなどのこだわり!
(サイトにも載っちゃう)
ファンミーティングでのコンセプトが“学生”だった時には、
この一体感と早さは誰も追いつけていませんでした。
とにかく活動がカッコいい。
そしてそれ自体がアイドル本人からも認められている。
そしてその姿勢をずっと貫いている。
それに他のファンは憧れ、倣うようになっていきました。
もちろん当時はどんどんパクられていくような感覚だったので、あまり気持ちいいものじゃありませんでしたが、
今考えると、本当に基礎を築いていたんだなぁと思います。
僕自身もKARA★ADDICTに加わらせていただき、活動する中で本当にたくさんのことを学びました。
僕自身も、自分のメリットや得ばかりを追いかけるところがあったので、そのあり方を諭され、チームのために行動する大切さ、全体を見ることの大切さ、自分の活動や行動自体がチームに繋がっていることなど、、、
個人でやっていては学べない多くのことを学びましたし、人脈の作り方や大切さも思えばKARA★ADDICTで学んだと思っています。
それほどにここにいる大人達は本質的で、周りが見えてて、周りを考えてて、ブレない軸があってカッコよかった。
そしてそんな人たちの集まりだからこそチームとしても輝いてたんだと思います。
プライベートでも会ったりとか遊んだりとか仲が良いし、今でもそのチャットグループで毎日やり取りされてます。
コミュニティーって永遠なんだなぁ、何が会ってもこうやってずっと続くコミュニティーってスゴイなーって本当に思います。
頭ごなしに言わなくても「それカッコ悪い」の雰囲気を作ってしまえばいい
そしてこのように、日本のKARAペンにはKARA★ADDICTという圧倒的なカリスマがいました。
そして、実際全盛期〜後にKARAを好きになった人の多くは知らないとと思います。
KARA★ADDICTの影響力はあくまで古参〜全盛期のファン層です。
ただ、実際にそうやって他の人が見えない中心にカリスマがいると、その影響力は他の人のフィルターがかかっていても伝染するので、
自然とそういう雰囲気になってきます。
だから実際KARAペンは他の比べてもマナーが良い人が多かったし、変な小競り合いやスタッフとの揉め事みたいなのもほとんどありませんでした。
つまり、俗にいう“サセン”や“マナーの悪いペン”達に対して思いっきりキレるんじゃなくて、オススメは雰囲気作りをファンが一体になってやったほうが良いっていうことです。
先ほども言った通り、ネットで誰かを叩くのは簡単ですが、ハタから見てるとどっちが正義だろうと醜いものです。
それでは普通に品位は上がらないです。
じゃあどうすれば良いかと言うと、基本的に表では触れていないようで、裏っかわで仕込んでおく。
それが
「いや、こういう活動のほうがかっこいいし、みんな認めてくれるし、本人も喜んでくれるよ」
「こういうのってカッコいいよね、でもサセンとかって迷惑かけちゃってるしファンの品位落ちちゃうよね」
っていう雰囲気を作る活動をすることです。
それには一人の力じゃ結構厳しいので、集まりになるといいです。
すると、注目度も上がりますし、目に見えて何か違う特別感ができます。
(人は基本的にグループに憧れる傾向があります)
そしてその注目度の中でかっこいい活動やいい活動、目立つことをする。
上手くインターネットパワーを活用する。
そうやってやるとすごく効果的なんですよね!
結構見てると、フォロワー数は多いペンっていっぱいいるわけなので、それの活用をもっと上手くすれば、自然と消滅・減少していくと思います。
人生にとってもものすごく意義のあるペン活動をして、自分の成長に役立てればいいんじゃないかと思います。
そして、楽しいオタク活動をしてください。
一人の韓国好き、K-POP好きとしても、気持ちよくてかっこいいファンの姿を見たいと思っています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?