新田健太

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自分史上最高のディズニー映画「ソウルフルワールド」

「なにかおすすめの映画教えて」 と言われたら間違いなくこの映画をお勧めします。そのくらい好きで、何度も見返した映画です。 なにがいいのか。 一言で言うと、「終わり方」だと思います。 この映画は、途中で自分の夢が叶います。基本映画というのは、苦労があって最後の最後に夢が叶う。そんな物語が多いですが、ソウルフルワールドはそうではありません。 夢を叶えた先に何があるのか、そもそも夢はなんのためにあるのか、 当たり前の日常の大切さを思い直させてくれる本当に素晴らしい映画です。

    • 眠れる森の美女、もっと姫主張してもいいんじゃない??

      めちゃくちゃカラフルじゃん! 冒頭から色彩溢れる作画に驚きを隠せませんでした笑 今日は、1959年公開の「眠れる森の美女」について思うままに書いていきたいと思いまーす。まず初めに、僕は最後までこの作品を見終わるまで「眠れぬ森の美女」だと勘違いしていました。ずっと眠ることのできない王女様のお話なんだろうなと思いながら見ていたら王国中の人間が寝ました。そこでようやく「眠れる森の美女」だとわかったのです、、、Σ੧(❛□❛✿) About historyディズニー作品にかかせない

      • 夢は心のねがいごと。シンデレラから考える才能の偶然性。

        1950年公開のシンデレラ。第二次世界大戦があり、自由な創作活動ができない社会情勢を踏まえたこの作品。赤字になっていたディズニーを救った作品でもあります。 一言で表すなら「どんなに辛くても希望をもつことを諦めない」。そんな思いと願いと夢がつまった物語だと感じました。 夢は叶うと言い切りたい作中のシンデレラはこれでもかとおもうくらいに悲惨な目に遭います。 家の家事を全てやらされ(掃除、洗濯、アイロン、窓拭き、食事の準備、動物たちの餌やり、、、)、ちょっと時間ができてもすぐに

        • 君はピノキオになにをみるか(1940年)

          ディズニー100周年の記念映画として公開された「WISH」。作中では主人公アーシャが星に願うことでスターと出会い物語は進んでいきます。 この作品をみたとき、なぜ星に願うのだろうと思いました。 答えはこの「ピノキオ」にありました。このつながりを見出せたことだけでもピノキオをみた価値があるかもしれないと感じましたね〜 さて今回は、アニメーション作品として初めてアカデミー作曲賞と歌曲賞を受賞した「ピノキオ」についてです。アニメーションよりも先に音楽が作られるようになったという

        自分史上最高のディズニー映画「ソウルフルワールド」

          ミラベルと魔法だらけの家の感想

          ディズニーを代表する作曲家、アラン・メンケンに憧れその意志を継いだ作曲家、リン=マニュエル・ミランダが手がけた楽曲「秘密のブルーノ」。この曲を聴くためにこの映画を視聴しました。 物語の内容は、星の数ほどレビューサイトがあるのでここでは触れず、僕自身が感じたことをそのまま文字にしてみようと思います。 曲の雰囲気、作画等は他の作品とかなり似ている部分が多い舞台がコロンビアというところからも、南米をテーマにした「リメンバー・ミー」とはかなり似たものを感じた。特に作中のBGMとし

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