見出し画像

今なら読めるかも

Eテレ『趣味どきっ!源氏物語の女君たち』が面白い。
光源氏に関係する女君を一人ずつ取り上げていく番組である。
まず最初に披露される講談。心地いいリズムでとても分かりやすい。これで話の流れをざっと掴める。
そのあと大学の先生の解説。これもとても興味深い。「この出来事を紫式部はこういう風に書いているのです」と暗示の表現を解説されたりすると「ほほう」と感心して引き込まれていく。

源氏物語。あまり内容を知らないことを表すのに「学校の授業でしか読んだことないから」という枕詞をよく聞くが、私はと言えば、学校の授業でやったかどうかすら覚えていない。
『枕草子』は授業でやったことも内容も多少覚えているのだけど。

くどいようだが、特に高校生になってから国語が苦手で、その中でも小説がひどいありさまだった。
そしてそれを克服したい自分とも長く付き合ってきている。

だけどこの番組を見て、内容も少し入ってきている今なら読めるのではないかと淡い期待を持ち始め、早速図書館で1冊借りてきた。
角川書店編『ビギナーズ・クラッシックス 源氏物語』
源氏物語の大枠をまとめている1冊らしい。
返却期限の2週間後までに読めるだけ読んでみたいと意気込んでいる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?