FRB、6会合連続で金利据え置き インフレのくすぶり警戒
米連邦準備制度理事会(FRB)は4月30~5月1日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利のフェデラル・ファンド・レートのレンジを5.25~5.5%に据え置いた。据え置きは2023年7月以来6会合連続となった。足元でインフレの減速ペースが鈍っており、FRBは利下げに対して極めて慎重な姿勢を強調した。
ジェローム・パウエル議長はFOMC後の会見で「インフレはこの1年でかなり緩和し、雇用も好調だ。これらは良いニュースだが、インフレはまだ高過ぎ、今後のさらなる進展につ