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出会って19年、ずっと私の必需品です── 東京都練馬区で、中華料理店を営む髙野さん

昭和27年の創業以来、「絆創膏を通じて、多くの人の働くを支えていきたい」という想いで、絆創膏ひとすじにやってきた『ニッコーバン』の日廣薬品。

私たちは、どんな人の働くを支えているのか? それを知るために、日廣薬品の公式noteでは、お客様の声を聞かせていただく連載企画『ニッコーバンをわたしが使う理由』をはじめます。

今回のお客様は、東京都練馬区大泉学園で中華料理店【Chinese Tapas hachi】を営む髙野 宰(おさむ)さん。

大泉学園は都会でありながら農家さんが多く、野菜などを少量多品種で生産。大切に育てられた朝どれの旬の野菜を仕入れる事ができる魅力的な町です。
その大泉学園で、髙野さんのご夫妻は9年前にお店をオープンしました。地道に農協へ足を運び、地元野菜を使った中華を作るために寸暇を惜しまず熱意を持ち行動してきたことで近隣の生産者さんとの繋がりも広がり、今では農家さんから新しい品種の調理方法等について相談を受けたり、地元イベントへの出店依頼や農協で販売するお弁当を依頼されるなど信頼関係が出来上がっています。

「職業柄、ニッコーバンは必需品なんだ」という髙野さんは、調理師学校卒業後、約30年の長きにわたり中華の道ひとすじにやってきました。
ただひたむきに美味しい料理を作るため、酷使してきた手には、重い中華鍋や大きな中華包丁などで出来た傷や大きなタコなど、努力の跡が深く刻まれていました。そんな髙野さんがニッコーバンを使う理由とは、どんなものなのか?詳しく、お話を聞いてきました!

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出会いは19年前、職場近くの小さな薬局

ーー 今日はどうぞよろしくお願いします!まずはニッコーバンを知ったきっかけを教えてください。

髙野さん:
実は妻が見つけてきたんです(笑)。二人とも同じ職場で調理師をしていたので、仕事柄やっぱり手を切ったり、火傷をしたりと絆創膏が必需品でした。
いつもは店に常備している安い大容量の絆創膏を使用するんですが、どうしても剥がれやすくて困っていました。。。
そんな時たまたま入った小さな薬局で「ニッコーバン」を勧められ、購入してみました。
使ってみたら、すごく水に強くて、はがれなくて良くて!そこから19年、ずっと夫婦で使っています。

ーー そうなんですね。偶然の出会いが今日まで続いているなんて本当に嬉しいです。ご縁に感謝します。

高野さん:
中華料理は、油も多いし、洗い物もあるし、火傷もあるし、スポッと抜けちゃう事も多いんですよね。たまにニッコーバンを切らして、妻が急いでそこら辺で他のを買ってくると、「いつものはないのか!」みたいな(笑)
指なんかに巻くと、特に使い心地がニッコーバンは圧倒的に違うんですよ。

【中華包丁】
大きな中華包丁で繊細な飾り切りも行う


【髙野さんの手のひら】
中華包丁や中華鍋を握る手には消えないタコがある

ーー ニッコーバンは丈夫な布製で強力粘着が特徴ですから、プロの現場でもお役にたてていましたら嬉しいです。

髙野さん:
ニッコーバンは剝がれにくいから気に入っています!

せっかくお気に入りを買うならメーカーさんから

ーー 私たちが偶然にも髙野さんを知ったのは、オープンしたばかりの直営ECショップでご購入いただいたからなんです。ちなみに、なぜこちらで買おうと思ったんですか?

髙野さん:
ニッコーバンを取り扱っているオンラインショップは他にもたくさんありますが、せっかく買うならメーカーさんから買おうかなと。

ーー 本当ですか。夢みたいでとても嬉しいです。そのお気持ちのお陰で、今日インタビューをさせていただけました!本当にありがとうございます。

髙野さん:
自分自身、店を営んでいるから、直接買った方がメーカーさんのためにもなるだろうなと。

ーー まさか、このように思っていただけるなんてECショップをオープンする時には考えてもいないことで、ただただ、喜びと驚きでいっぱいです。

髙野さん:
でも、そんなことを考えるようになったのは、それこそ自営業をして農家さんから直接仕入れをしたりした経験があるからですね。
せっかくこのお気に入りを買うなら生産者から直接買おうって(笑)。


中華料理はみんなで皿を囲む雰囲気に魅かれた

ーー そもそもどうしてこのご職業を目指されたんですか?

髙野さん:
高校時代から部活後におなかがすくと自分でも調理をしていたんです。
料理はもともと好きでした。
だから、調理の専門学校へ進学しました。
入学後はひととおりのジャンルを学ぶのですが、卒業後にジャンルを選択する時に決め手になったのは、料理のイメージです。
中華料理は、みんなでお皿を囲んでワイワイと食事をする雰囲気じゃないですか。自分は、あれがすごくいいなぁと思ったからです。

-- わかります。いいですよね、その雰囲気。

髙野さん:
専門学校卒業後、約30年、中華料理を作ってきました。
いろいろな店で修行をしてきましたが、最後は自分のお店を持ちたいなって思っていました。妻と結婚して、いざ店を出すときに出店場所としてやっぱりこの地が良いなと思いました。

--それはどうしてですか?

髙野さん:
それは、店勤めをやめた後にいろいろな事に気づいたからです。
ご存知の通り練馬は”練馬大根”でも有名なように農家さんが多く、少量多品種で生産をしているので、年間を通じて旬がすごく味わえるんです。
そして八百屋を通さずに朝どれの新鮮なものが手に入るし、密なコミュニケーションを農家さんたちととりながら、おすすめの野菜を教えてもらえたりもするので、この場所に出店したいなと思いました。

【四川麻婆豆腐】のいい香りが店内に漂う

ーー 仕入は八百屋さんからであれば、まとめて店へ配達をしてくれて楽ですよね。それなのに、敢えて足を運ぶのはなぜですか?

髙野さん:
それは、うちの店のコンセプトが”地産地消”だからなんです。
最初は全くつてがなかったので、近くの農協へ仕入れに行っていました。
地道に通っているうちにご縁をいただき、近隣の農家さんとも信頼を積み重ねてきました。
今ではありがたいことに、B級品といわれるような不揃いで市場に出せないものや新品種の調理方法等を相談されるまでになりました。

-- 農家さんと素敵な関係を築かれているんですね。お料理を通じて、お客様へ伝えたいメッセージなどありますか?


右奥から時計回りに【四川麻婆豆腐】【牛肉と旬野菜のオイスターソース炒め】【エビパク餃子】

髙野さん:
やっぱり地元”練馬野菜”が美味しいことを知ってもらいたいですね。
我々の仕事は、生産者の方がいるから成り立っています。ですから、農家さんが丹精込めて作った美味しい野菜を少しでも多くの方に知ってもらいたいなと思っています。そんな気持ちがあるので、野菜をなるべく主菜と同等ぐらいの位置づけにしてお出ししています。

-- こちらのお料理をはじめて食べた時に、新鮮で豊富な野菜の存在感に驚きましたが、そのような作り手の想いが反映されていたんですね。

髙野さん:
新しい素材やメニューを作る際は、毎回夫婦で意見を出し合いながら決めています。例えば、この東京江戸野菜”内藤かぼちゃ”は扱いが難しいので一度廃れてしまったんですが、今は復活させるべく動いている人たちがいます。癖があるけど、残していかなくちゃっていう使命感。


【内藤かぼちゃ】
東京江戸野菜の一つ

ーー どんな点が癖なんですか?

髙野さん:
ホクホクしていないんですよ。一般的に出回っている”栗かぼちゃ(西洋かぼちゃ)”とは全然違います。硬い皮をむくと、実は水分がすごく多くて食感が悪くなってしまうので、煮たりするのには向きません。

--どんな調理法が適しているんですか?

髙野さん:
私は自分の長年の経験と技を使って、このかぼちゃを試行錯誤しながら美味しい調理方法をいくつか見つけました。
その一つが”チンジャオロース風”です。皮を残して炒めることで食感もいいし、良さが引き立ちます。

--髙野さんの食材に対する愛情を感じますね。そういえば、店内には生産者名が記載された黒板もありますね。


【地元の野菜などへのこだわり】
髙野さんのお店は”とうきょう特産食材使用店”の認定店です
近隣の農家さんから採れたての新鮮野菜を仕入れている

髙野さん:
何も説明せずに出されれば、お客様はその食材について考えることはないと思うんですが、こうしてストーリーを添えることでお客様に良さを伝えているんです。それが大事なことだと思って実践しています。

--お聞きしていたら、内藤かぼちゃのチンジャオロース風、食べたくなってきました。

髙野さん:
生産者がいるからこそ、我々の生業ができているわけです。
私たちは、そういう方々のお名前も添えて料理を提供することで、召し上がる方により美味しさを感じてもらえるはずと思っています。それがこのお店のスタンスでして、オープンからずっと貫いています。
旬を大切にした私たちの中華をぜひ食べに来てください。

-- 生産者の方々への愛と感謝の気持ち、本当に素敵ですね!
次回は会社のみんなを連れて、髙野さんの中華を味わいに伺いたいと思います。今日は話を聞かせていただき、ありがとうございました!

地元愛が溢れる髙野ご夫妻

撮影協力:中華料理店【Chinese Tapas hachi (チャイニーズタパスハチ)】
                  東京都練馬区大泉学園町1-1-9第二パールハイツ1階
     TEL03-6311-0672
     http://www.instagram.com/chinesetapas_hachi

編集:日廣薬品企画部

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