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中禅寺湖のオシドリ

4月になり、冬期閉鎖中の「中禅寺湖畔ボートハウス」がオープンした。湖にせり出した建物で、国際避暑地として栄えた中禅寺湖畔の歴史に触れたり、2階デッキから碧い中禅寺湖を見渡すことが出来る。
先日、2階デッキのテーブルでコーヒーを頂きながら風に吹かれていると、オシドリが低く飛んで来て湖に着水した。キンクロハジロなど冬の水鳥が北に帰った中禅寺湖では、オシドリが仲良く2羽で行動している。

2階デッキから見ると、オシドリが波に揺られていた。
オシドリは餌になる実を探すために地面を歩くことがあるが、警戒心が強く、すぐに水に戻ってしまう。他のカモ類と違って樹木に止まることがある。樹洞に巣を作る。
中禅寺湖の岸に荒波が打ち寄せ、オシドリはその波を楽しむように乗り越える。
湖上を渡る風に煽られ、頬から首にかけて伸びている羽毛がフワッと広がった。嘴は鮮やかな赤だ。
遠くからでもオスの色彩は華やかで、翼の先の銀杏羽が立っていて判別しやすい。
奥日光では4月5月が恋の季節になる。
6月に幼鳥を守る優しい姿が見られる。メスはオスと違って落ち着いた配色で、目の周りと目の後ろに伸びる白がおしゃれ。

空nyan! 
Let's go meet a female mandarin duck with her young.


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