「また呼びたいから辞めないでね」シャワーを浴びてスッキリしたところで、まだ時間は15分ほど残っていました。 すっかり賢者モードのお客様はここからもう一回、という流れではなさそうなので残りはのんびりお喋りで潰すことに。 最初こそ目も合わない、話も続かないという先行き不安なスタートでしたが、プレイを経てぽつぽつ話すうちにお客様とも少し打ち解けてきたような。お互い同じ気持ちだったようで、「思ったより可愛い子が来たから緊張して話せなかったんだよね」とはにかみながら打ち明けてくれま
「貴女は今から60分間お客様の恋人です」 「初めまして！にこです」 ドアを開けてくれたのは40代くらいのお客様でした。 顔を合わせて挨拶するとペコっと頭を下げて玄関に上げてくれましたが、特に表情も変わらずスタスタと部屋へ戻っていってしまったので、やっぱりこれ写真盛りすぎて実物にがっかりパターンなんじゃ？！ギルティ店長！！！と内心罵倒しながらお部屋に上がらせて頂きました。 お部屋の第一印象は”男性の部屋にしては片付いてるなあ”という感じで、必要最低限の家具以外はあまり置い
いざゆかんミカさんの車で再び事務所へ。 近場なので短いドライブでしたが、車中では世間話から始まり、ミカさんが体験したお客様とのエピソード(ミカさんは元々お店のキャストでした)など聞いて笑ったりドン引きしたりと大方楽しく過ごして緊張感もだいぶ解れてきていました。 事務所に着くと待っていてくれた店長から早速出来立てほやほやの加工写真を見せられる私。 プロ(？)の加工技術はやはり凄まじいもので、見た目４キロは痩せた？と思ってしまうくらいのボディラインに肌はハリ感のある美白。プ
大事なのはデンタルケアと消毒 部屋に入ってまず教わったのは、私が男性からもらう料金の説明でした。 ミカさんに手渡された小さなプラカードの表面には男性が払うコース料金とオプション料金の一覧。 60分19000円、90分27000円、120分35000円、最低60分コースから30分単位で8000円加算されます。コスプレオプション2000円、バイブオプション1500円… そして裏面には私のお給料となる値段。 60分10000円、90分14000円、120分18000円、3
「店長に写真撮られるのか〜！！！」店長の車で向かった先は近場にある別のマンションの一室でした。 単身者用の１Kの部屋はファンシーなカーテンとふわふわの絨毯にシングルサイズのお洒落なフレームのベッド、それからハンガーレールいっぱいに掛けられた服、服、服。ガーリーな雰囲気のものからキャバクラ嬢のドレスか？といった煌びやかなものまで豊富な種類のお洋服のなかからふんわりとしたワンピースを私に手渡して店長が一言 「はい、これに着替えてくださいね」 え、ここで？！目の前で？！
「日給５万円以上保証します！」私がデリヘルの面接を受けようと決めたのは、住む家が欲しかったからでした。 当時、私はとある事情により家なき子のその日暮らし。 小さめのボストンバッグの中身は三日分の服と下着、それから中身の少ない財布にスマホと充電器。毎日始発から中央線の電車に乗り込み、上り線の終点駅に着く小一時間を座席で過ごし、到着したら下り線の折り返しの出発を待って再び小一時間の電車旅。 それを終電の時間までひたすら繰り返したら、乗り込んだ駅の隣駅で降りて満喫の安いパッ
