トイレの順番譲ってほしいというマーク

私は以前記事にも書いたが過敏性腸症候群(IBS)である。

過敏性腸症候群(IBS)とは、検査を行っても炎症や潰瘍といった疾患が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛、腹部膨満感などの下腹部の不快な症状が起こり持続するものをいう。


IBSで入院もしたし、退院後も大人用のオムツ生活をしていた。
汚い話だが、漏らすこともあった。


トイレに間に合うか否かは死活問題ともいえる。
そして、そのような腸の疾患はわりと多い。


・急性腸炎
・慢性腸炎
・クローン病
・潰瘍性大腸炎
・過敏性腸症候群 etc…


「かながわコロン」という腸の難病である潰瘍性大腸炎の患者会がある。

その患者会が、外出先での急な便意に悩む患者が持つのためのトイレカード(順番を譲ってください)というカードを作成し必要な人に配布したらしいが、インターネットで検索してみると、なかなかの不評らしい。

「誰でももらえる」
「免罪符みたい」
「声で譲って欲しいと言ってほしい」

そんな意見が多いようだ。


ヘルプマークも水戸黄門の印籠のように使う人もいることは事実だ。
私自身、目の前で目の当たりにしたこともある。


そんなヘルプマークも最近では世間に周知されてきたというのが実感だ。
ただ、かなりの年数を経てようやく「認知されてきた」といったレベルである。


では、トイレが我慢できない!漏らす!!というときに順番を譲ってもらう方法はなんだろう。
「トイレカード」だけでなく、まずはこういう疾患があるということを知ってもらうことが先決だろう。


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