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ありがとう…そして安らかに…

さっきnoteに投稿している途中、ハチワレの容態が急変しました。

体調不良になって3日…。食欲はありませんでしたが、それでも動いていました。

元々 よく寝る子で  食欲不振になる前日は私の顔に横になり眠っていました。

 夫は ちょっといい餌を購入し、少しずつですが口に入れると咀嚼し飲み込んでいました。

コタツ中心に動いていて 潜って暑くなると 出てくる を繰り返していました。

夫の調子も悪く リフォームを早く切り上げて帰宅💨

1番気になるハチワレの様子を確認しました。

コタツの中で熟睡していました。

片付けをして抱きしめると左目から涙が出ていました。

ただごとでは無いのでは??

同僚の動物病院に勤務経験のある看護師に相談しました。

冬は尿路結石になる猫が多く、オスは特になりやすい。
トイレに行っても尿は出てないはず。症状を聞く限り可能性があるような気がする。

夫にそのまま伝えました。
ネットでも調べました。

重症だと命の危険も有り得ると書いてありました。

美味しいもの食べて体力つけたら元気になるって勝手に思っていたようです。

 明日はトイレも水も直ぐに飲めるようにケージに入れておこう。

良くならなければ 病院へ…。


ですが…間に合いませんでした。

一緒にコタツで寝ていたミニピンが 突然吠えたんです。寝てる邪魔さえしなければ大人しい犬です。

声に反応したのか、ハチワレが小さな声でニャオンと鳴きました。

コタツ内で移動していたハチワレを抱きしめたんですが 様子がおかしい…。

目は開いていますがどこを見ているか分かりません。

さっきまで動いていたしっぽがダランと下がったままになっています。

指に水をつけて唇をなぞりましたが反応がありません。かすかに喉はなっています。

私は何度もハチワレの名前を呼びました。心臓の辺りをさすったり顔を撫でたり…。

 でも体全体がだらけていて呼吸もしていません。

少し前に寝ていた夫を起こしました。

 「息、してない。体は温かいのに…。」
「死んだんか?」

もう、私は喋れませんでした。

夫も抱いて何度も名前を呼び続けました。

いつも我が子のように可愛がっていた黒ラブも寄ってきて いつものように体を舐めてあげていました。

 
「あっけなかったな…。」
クールに装っていた夫も泣いていました。

私も夫も保護猫の打診がありましたが 結局同じ猫でした。まだ半年ちょっとです。

リフォームが済めば もっとのびのび過ごせる環境で暮らせる予定でした。

もっと自由にしてあげれば良かったのか。直ぐに病院に連れて行けば良かったのか。我が家で本当に良かったのか。

後悔や無念でいっぱいです。

ハチワレくん
縁あって我が家に来てくれてありがとう。

短い間だったけど 楽しかったよ。

何も出来ないお母さんでごめんね。

どうぞ安らかに…。


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