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想定外の出来事にバタバタ💦

今日の職場の担当は入浴でした。

男性職員とのペアで15人程の入浴介助をします。

一般浴が9人で他の利用者は機械浴です。

私が勤めているディサービスは利用時間が色々あるのが特徴です。

 基本は9時からですが30分刻みで利用開始時間が設けられています。

帰りも同様で16時が基本ですが早く帰られる方もいます。

時間が重なるとトイレ誘導や パット交換が大変です😰

入浴終了が遅くなると 午後からの業務に支障が出てしまうこともあります。

9時から直ぐにスタートしたかったのですが 管理者から連絡がありました。

昨日、急に呂律が回らなくなって会話がままならなくなった男性…。

途中、病院に行き即入院となりましたが帰ると暴れて夕方戻ってきたそうです。

私はてっきり休むと思っていたのですが 利用されるとの事。おまけに尿汚染があり、到着次第入浴との指示が入ったのです。

その方の到着時間は9時過ぎ、先に他の人の入浴を済ませるのには微妙な時間です。

朝一番で段取りが狂う形になりました。

来られて直ぐバイタルを測り脱衣所へ…。

血圧が高くシャワー浴で対応することになりました。

彼は施設では優等生です。会話も普通に出来るし、食事も介助は要りません。

車椅子を使用されていますが立位をちゃんと取れるので トイレはひとりで大丈夫。

入浴時もひとりで服の脱着出来るし、全身も背中以外はひとりで洗えます。

脳トレも体操もそこそここなせて手のかからない利用者です。

でも 今日はこちらの伝えたいことが全く通じません。

風呂場で立位を取って貰う時、手すりを持って貰います。

「○○さん、手すりを持って立ってくれる?」
「どうしたらいいん?」
私は利用者の手を握り手すりにつかまってもらおうとしましたが 何故 触られるのか理解出来ないようでした。

 両手を広げ
「どうしたらいいん?」
ご本人のもどかしさが伝わってきます。
「この手すりにね、つかまってほしいんよ。」
「何を言いよんか、どうしたらいいんか分からん!」

ペアの職員が 助け舟を出してくれて 何とか手すりを握って立位を取って貰うことが出来ました。

入浴用の椅子に変えて 洗髪、全身を行うと今度は寒さの訴えです。

私は浴室も暖房をかけて温めていました。

脱衣所よりは温かかったはずです。

でもずっと寒いと訴えられています。

 それではとお湯の温度を少し上げると熱いと言われ 中々スムーズにいきません。

入浴後も介助しようとすると嫌がられました。

昨日病院に行ったことが余程嫌だったのでしょうね。

自分はどこも悪くないのに 手助けは要らないという感じでした。

ですが明らかにおかしい…。こんな状態でディサービスに連れてくるなんて…。

結局 午後から管理者がかかりつけの病院でなく、脳神経外科の受診に連れていきました。

体調不良の利用者が他にも…。

100kg前後で寝たきりの40代の男性。

入浴予定でしたが 腕の痛み、悪寒、嘔吐の訴えがあり中止になりました。

「触るな!」と怒鳴り検温が出来ず…。男性職員が対応し ようやく熱を計ると38度を超えていました。

管理者と電話で今後の対応を話し合っていたのは看護師です。

この利用者をNGにしている女性上司は知らん顔です。

食事担当の娘も手が空けばフロアに出て利用者の見守りをしていました。

NGにしていても管理者が居ない時には彼女が管理者代理となり対応しなければなりません。彼女がちゃんとその仕事を全うしてくれたら看護師は他の利用者の様子を看ることが出来るのに…。

何もしない人と思っていましたが ガッカリです…。

というのは もう1人発熱した利用者がいたからなのです。

フロアで急に立ち上がった利用者がいました。トイレに行きたいというので案内しました。

私はまだ入浴業務中だったのでフロア担当にあとはお願いしたのですが 声が変わっていました。鼻声でいつもより低くなっていました。

声を聞けば 直ぐにおかしいと分かるだろうと思いそのまま浴室に戻ったのですが…。

昼食後、ベッドに臥床してもらいましたが こちらも寒いと震えています。

熱も出てきたので個室で隔離、抗原検査は陰性でした。熱はどんどん上がり39度を超えていました。

「しんどい、何とかしてくれ。」

この利用者も即受診、病院で診てもらうことに…。

接触した私は全身消毒です。

100kgの利用者は往診することになり早めに送ることになりました。

途中、嘔吐があり自宅に戻っても様子がおかしかったので救急搬送されたそうです。

一気に3人、それぞれの理由で病院に行くなんて初めての経験でした。

ただ忙しいだけで充実感がなく、気持ちが擦り切れるだけの毎日…。

そして今日のような体調不良の利用者が相次いで…。

私、大丈夫でしょうか…。

大丈夫でありますように。

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