「愛ゆえに」と共に人生の1ページを語る


佐藤とかさんの愛ゆえにを、人生の1ページと照らし合わせながら話していきたいと思います。

「愛ゆえに」の自分的解釈の紹介

「明日の予定はあなたの事だから、どうせ明日にならなきゃわからないんでしょ」 という言葉から始まるこの曲。

私の解釈だと、気分屋で自由な価値観が違う彼との恋愛模様を描いた曲です。
彼と一緒にいるにはお互い合わせるか、自分が合わせるしか、うまく行く方法がわかりません。
合わせ続けないと、終わってしまうような関係。
合わせ続けるうちに、自分を殺しすぎて、自分が何をしたいのかよくわからなくなります。
こんな恋愛ダメだと思っていても、やっぱり彼が好きで、やめられません。

ただ、次第に相手に合わせることが辛くなってきます。お互いに。
「どうしたら一緒に幸せになれたんだろう」そんな方法、あればよかったよね。

「私を傷つけるあなたが私の痛み止めでもあったんだ、矛盾は愛ゆえに」
一緒にいると傷つく。でも、それと同じぐらい、あるいはそれ以上に好きだったから、一緒にいたかったよ。
そんな曲だと思いました。

「愛ゆえに」を聞いていた時の私の話


1.私の話で登場する彼との出会い


この曲は、聴くと最近別れた彼氏を思い出します。
同棲していた彼氏と別れて、一人暮らしスタート!という時に最寄りの立ち飲み屋で知り合った人でした。

立ち飲み屋で話して、お互い邦ロックが好きといことで意気投合。そのまま近所の神社でお酒を飲んで、飲み足りず私の家で宅飲み、、。
朝起きたら彼はいなくて、昨日の出来事は気のせいだったっけ?と思って次の日を過ごしていましたが、彼からラインが来て、あ、本当だったんだって気付かされました。笑

そこから、今日は会える?等のラインが毎日来るようになり、一緒に音楽聴きながらお酒飲む都合のいいような関係の人になりました。

このまま付き合うか、付き合わないで仲良くしているかの2択を迫られたんですが、その時好きな人がいたので少し悩みました。(この話はまた今度。)

結論、付き合うことにしました。

付き合ってからは、同じ最寄りに住んでて家も近かったので、毎日のようにどちらかの家にいました。

2.彼との1ページを「愛ゆえに」で振り返る


「明日の予定はあなたの事だから、どうせ明日にならなきゃわからないんでしょ」

すごく気分屋の彼でした。そして体調かよく悪くなる人でした。明日会おうって約束しても、その日の気分とかでやっぱり1人でいたいかも〜というような人でした。


「小さな我慢を100回重ねたら、私が私じゃなくなった。1人で立てなくなった」

彼は悲観的かつ自分の世界を持ってる人で、わがままで自分だけが可哀想で、どうしようもない人でした。いわゆるクズ男。それでも、ほっとけなかった。でも合わせてる自分もしんどかった。
例えば、youtubeや、映画とか見る時も相手の趣味に合わせないと一緒に見てくれなかった。
Nikoriの話は興味ないし聞きたくない、そのくせ自分の話は聞いて欲しい人だったな。
私が怒ったら怒って話のすり合わせできない人だったな。


「あなたのこと同じように、同じように愛せるほど私は強くなかったみたい。湿ったこの裾を離したら終わっちゃうような関係だもの」

あなたほど、自分を大事にして、相手を思えるような強さはなかった。自分の世界を守りながら、相手に合わせられるところだけ合わせられる人だった。相手に合わせられるキャパが広い私は、自分がなくなってることすら気づかずに合わせ続けた。自分を大事にする仕方すら忘れてしまった。私がなんとか頑張らないと終わっちゃうような関係だったしね。


「本当の私は今どこにいるんだろう。いつからこんなになったの。忘れるほど前だね」

元彼も同じような人だった。自分に合わせろって人で。合わせないと喧嘩しかなかった。いつからだろう、人に合わせるのが自分のデフォルトになってたんだ。


「居心地の悪いあなたの隣はいつも輝いていたんだ。散らかった部屋の中」

一緒にいても自分のこと発信できないし、ちょっとつらい。何話せばいいかわかんないし。
通じ合ってるのは一緒にベッドに入る時だけ。
でも、好きだったから、一緒にいたかった。飲みかけの缶チューハイが机に無造作に置かれてる、ちょっと散らかった部屋が、より、心地よかったんだ。


「2人の時間はくだらないよ。くだらないけど、好きだったの。変わらないことでこんなにもたくさんのお花が枯れてゆく。もう見ないふりはできないほどに」

本当に今思うとくだらないし、当時からしてもくだらなかった。こんなの本当の幸せじゃないと思いながらも好きだけで付き合ってたから。離れられなかったから。でも、確実に自分の中の何かはすり減っていて、気づかざるを得なかったんだ。


「あなたのこと、同じように愛するほど、あなたも私も、きっと壊れる」

合わないのわかってて、お互い合わせられるキャパで合わせて辛かったよね。もう、我慢できないほどになっちゃったね。彼はよく怒ってたけど、好きだから、たくさんむかつくし、好きだから許せないことが多かったのかな。それとも、人間としての相性最悪だったのかな。まあ今更何考えても遅いか。


「どうしたら一緒に幸せになれたんだろう」

一緒にいると辛かったけど、もし一緒に幸せになる方法あったら、そうしたかったね。
よく2人だけの世界だったら、うまくいったかもねって話したよね。
一緒に死んでもいいと思った人でした。


「私を傷つけるあなたが私の、痛み止めでもあったんだ。矛盾は愛ゆえに」

しんどくても、好きだから、一緒にいたかった。逆に、好きってこと以外の繋がりなかったね。いつしか一緒に死にたい人じゃなくなってました。今までありがとう。

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