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⑫強い言葉をつかうな、弱く見えるぞ

小学校教員をしています。立派なアラフォーなおっさんです。

さて、タイトルの言葉はもちろん 名作BLEACHのセリフ。ボス的キャラが主人公勢に吐き捨てるこの言葉が僕は好きです。

我々教師は(いや、人間は)コントロールできることとできないことがあります。


コントロールのことを最近の子はエイムと言います。なんじゃそら

コントロールできない、大きなこと

全員の成績を必ず上げること
運動会のリレーで必ず1位を取ること
不登校児童を必ず学校に来させること
いじめを今後一切なくすこと
子どもたちのけがをなくすこと


こういったことは、相手があったり環境があったりで必ずできるとは限りません。



コントロールできることは

全員の成績を上げるために学習法を試すこと
リレーに向けて走法を学び助言し、練習の回数をふやすこと
不登校児童にアプローチをすること
指導法改善、多数の目でみる、人権意識の学習を通して いじめを減らそうとすること
危険な場所を立入禁止にしたり、注意喚起を行い、けがが減る手立てを工夫すること


これらならできそうです。



強い言葉をやわらかくする

1️⃣こだわりのある子が言います。
「もう、Aとは一生遊ばない!」

落ち着いたら伝えましょう。一生はやめとき。「今日は」とか「昼休みは」でええんちゃうかえ?


2️⃣同僚が落ち込んでいます。
「クラスの子どもたちと うまく行かないんです。」

冷静に伝えましょう。例えば、BくんとかCくんは先生の方を向いていると思うけどな。Dさん、Eさんあたりもよく喋ってないか? 
ほな、実は先生とうまく行ってないのは6〜7人では?


そして、そのあと具体的な対策をいっしょに考えるのです。


3️⃣「生涯、担任ですか?」と聞かれます。
「もちろん!」昔なら即答でした。しかし、最近の教育会の変化はなかなかなもの。次の変化位にはギリついていけるでしょう。ただ、次の次くらいは正直分かりません。

「30代はそうでありたいかなあ。先はわからないっす。」
「とりあえず、この1、2年は担任でありたいです。色々変わるでしょうし。」


卒業式練習をしています

今週から卒業式練習をスタートさせました。
今は学年主任をしていて、僕以外は卒業式練習に参加するのは初めて。きっと僕の指導が彼らの基準になるんだろうなと思っています。
子どもたちをよく見て、言葉や雰囲気を選びながら指導をしています。

・90人くらいはいいんだけど、◯人くらい姿勢が気になるんよな〜。
・明日、本番が来ても良いのは◯さんと◯さんだな。すごいわ。体育館練習までによくぞここまでもってきた。続こうか。
・あと2割くらいイケそうやな。
・少し、ビリビリきました。A先生、ビリビリ度はどうです?
・本来、もう1回うたの練習する予定だったけど、とてもよかったから今日はもう終わりにしますね。
・参列された方を感動させられるかは分からないし それが目的なのは違うと思うけど、心を動かせられたらすてきだよね。
・このままいけば、歴代最高…かは知らないけど、ここ最近では一番の合唱になるかもしれない。


色々な考えを経て、今の僕はこんな感じになりました。
先輩が43歳で気づいたことが僕に37歳で伝われば、それって進歩だし
37歳の僕が気づいたことに彼らが30やら25で気づけばそれは嬉しいことです。

いや、今回の主旨とずれましたね。
「若手世代に気づかせようと伝える」ことができれば、嬉しい
ことです。


読んでいただきありがとうございました!
よければスキやコメントお願いします。もらえたら、やっぱテンション上がります。w


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