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⑬ハッピーエンドに、せなあかん

卒業式を終えました。担任としては8回目の卒業式となりました。

今年は学年主任として、初6担の後輩たちとやりきることができました。心あたたまる良い1日となりました。

そこで考えたことを今日はまとめます。


小学校の全課程を終えた って書いてあるの深いですよね〜。こちらの背筋伸びます。

テクニック的な小噺

1️⃣成果で終わる
以前と比べて、練習の量は圧倒的に減りました。
さらに学年団と相談の上で、

「5,6時間目練習やけど、もう仕上がったから6限は無しにしようか。」
「5分早いけど、良かったから終わろう。静かに戻ってね。」

などと、良い成果が出たら終わる。ということを毎回大切にすると、子どもたちの姿も変わり、取り組みの姿勢が良くなります。


2️⃣一人ひとり喋る
練習後は、毎回ちがう先生から一言ずつ話すようにしました。
今日は僕、明日は2組担任、明後日は3組、そん次は家庭科の先生、そして教頭先生、支援の先生…

毎日、僕が話すことは簡単です。
ただ、教師集団が一丸となること、当事者を増やすことって大事だなと年々思います。中には、低学年時の彼らを知っておられる先生の話もあって、ジーンとなりました。

話していただいたあとには、しっかり感想とお礼をお伝えすることも大事。


3️⃣前日は、泣く。
前日に泣くことは本当に大事なことだなと感じています。
僕は約185cmの大男、生指をしていた、学年主任。
僕が涙を流すことがメッセージで、スイッチだと考えています。

最後の卒練、合唱の出来栄えがよくて涙が出ました。それに気づく子どもたちと同僚も、込み上げるものがあります。
しんみりと最後の練習を終えることができました。

自分たちのために泣いてくれる人を嫌えません。作戦です。
(ごめんなさい、半分嘘です。強がりましたが、さみしくて泣いただけです。笑)

「ホンマに卒業すんねや。」
「もう、終わりなんや。」

前日にそう感じられることって大切です。当日が変わってきます。少しずつお別れをするのです。


4️⃣利益の時間は増やせ
最後に思い出ムービーを、クラスアルバムを。するも自由しないも自由です。ただ、声を大にして言いたい。最後の日にやるのもったいないって!

僕も同僚も、各クラスでそういったことをしました。
ただ、前日です。
前日なら、その効果の利益を卒業式当日と合わせて2日もらえるのです。

学年団すべて、前日に実行し、雰囲気良く下校していきました。


…似た話で、
どうせ買うものなら一日でも早く買うべきなのです。
その機器や学びの利益をより多くもらえます。
ワイヤレスイヤホン欲しいなら今すぐ買うのです!そしたら楽しむ時間が増えますでしょ? 何の話や!



メンタル的な話

合言葉をもって、練習に当たりました。
「ハッピーエンド」です


子どもたちは色々なことがこれまであったのです。悪いこと、傷ついたこと、傷つけたことあったことでしょう。

過去は変えられる。
ハッピーエンドにしたらいいのです。


挫折だって、
悲しみだって、
悔しさだって、

ハッピーエンドであれば、途中の起承転結の転です。
これを子どもたちや同僚に沢山話しました。ハッピーエンドを目指す、大切なマインドだと思います。


ぐだぐだと語りましたが、

素晴らしいハッピーエンドを見ました。美しい景色でした。あの子があれだけ真剣に。あの子が学校へ来た。あの子とあの子が仲良さそうに。
感動でした。

今後、子どもたちはまた色々あることでしょう。ただ、先日の卒業式のあの瞬間は、きっとハッピーエンドだったのです。

ハッピーエンドは、次回作のロケットスタートへ続きます。


今年の子たちとの物語はとりあえずハッピーエンドで終わり。僕は、また次の物語に向けて準備します。


読んでいただきありがとうございました!
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