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久しぶりアナログスケッチ【クライストチャーチ周辺旅行で】

この一年はデジタル絵しか描いていなかったので、リアルな人をスケッチするのは本当に久しぶり。それまでは、出かける時には必ずスケッチブックと簡単なお絵描きセットを持ち歩いていた。旅行の時には大小数冊のスケッチブックと水彩やクレヨンパステルなど画材だけでもそれなりの荷物になった。

去年 息子たちに ipad をプレゼントされ、旅行の時もデジタルで描こうと思い、マンガソフトのクリスタもインストールした。でも、結局 デジタルで野外スケッチをする気になれなかった。操作に手間取るという技術的な未熟さプラス、楽しくなかったから。

やはり野外ではアナログのスケッチです!!

今回のクライストチャーチの旅行では小さなスケッチブックといつも使っていたお絵描きセットを持参。

お出かけ用スケッチセット


オークランド空港で搭乗を待つ人々を、筆ペンで描いた。

オークランド空港の人々

人をスケッチする時はいつも気をつかう。見ているのがバレないように。
だって、普通の人は自分が描かれているなんて、不快でしょうから。

だから、いろんなテクニックが必要なんです。 別の方を見ているように視線をずらし、視界のはじっこで見たりします。または、ふうんと何か考え事をしながら日記でも書いているようなふりをしたり。

最近はデジタルでマンガを描いていたので、実物や写真に頼らずに顔を描くことに少し慣れてきたかもしれません。見る時間が短縮されました。
パッと見て、特徴をつかんでその人らしさを描けたらいいなーと思いながら、いつも描いています。

太っている、痩せている、せわしない様子、前のめり、疲れている表情とか老人のシワ加減など。

機内も暇だったので雑誌を見て描いたり。
基本、人を描くのが好きなので顔ばかり描いています。

食後のひと時、食堂のテーブルで描く 
手の平サイズ、小さなスケッチブックに。

じっと見ていても文句も言わず、スマホを見て時間をつぶしてくれる日本人男性がいました。好意に甘えてだらだらと水彩も使って描いてみました。
ご自分で思うよりも若干年齢増しに見えたようで、絵の評価はいま一つでした😅


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