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引きこもりを やめる

一年半の引きこもり生活

去年コロナ騒動が始まって以来、毎週2回の裸婦デッサン会をやめた。
オークランドは短期的にロックダウンはあり、その間はもちろんすべてのイベントは中止された。

でも、それ以外の期間は普通通りに集会もOK.
私が取りまとめていた一つの裸婦デッサン会は、コロナを期に閉会することにした。人数か減ってきて運営ができなくなったこともあり。

別の裸婦デッサン会は、どうしてもリーダーと合わなくて、やめようかと思っていた時に、コロナのロックダウンが始まった。

こんな理由と、去年の暮れにワコムの Cintiq16を思い切って購入したこともあって、引きこもりを決意。
と言っても、自分が思うに 病的なものではない。
出かける用事のある時は出かけたし、数えるほどではあるけれど何度か 友達にも会った。
基本、夫と二人ではあったけれども、飛行機に乗って南島へも行って、夕食会に参加もした。

でも、それ以外は家にいた。
一週間のほとんど家にいて、出かけるのは買い物くらい。

もともと、一人でいるのが好き。
結婚するときは、一人の時間がなくなることが心配だった。誰かと一緒に生活することに耐えられるだろうか、と。

運よく、夫は私のしていることに干渉しないタイプなので、今も結婚生活は続いている。

こんな性格なので、一人でいることに不満はない。

はずだったが、最近

これじゃダメだな、と思った。
これじゃいかん、と。

意欲が減退していく。
You Tubeを見て だらだら時間が過ぎていく。
最低限の家事をしながら、のんびりと過ごしている。


引きこもりの終結

先週 思い切って8か月ぶりに、参加しているローカルな絵のグループの会合に行ってきた。
毎月の会合だったけれども、理由をつけて休み続けた。

久しぶりに行ったら、話そうとしても英語が出てこない。
私にとって 引きこもりになるということは、英語を使わないということ。
ニュージーランドにいても、家の中にしかいないのであれば 英語を使う必然性がない。
夫は日本人だし、幸い二人の息子は日本語が、日本人並みと言うか、私より日本語能力高いんじゃないか、と思うくらいうまい。
(ちなみに、二人の息子は電話で英語を話すと、ネイティブの人は疑いもなく彼らがネイティブ英語人だと思う。)

私にとっての英語は、必要だから使う言語であって、英語を使う楽しみとか、その響きが好きという気持ちはない。
オークランドに20年以上住んで、生活には慣れて反射的な会話はできるという自信もあって、英語を勉強する気持ちもなくなっていた。

しかし、先週の会合では 英語が出てこなかったのだ。
ん~、えっと~と長い時間をかけて 店の名前や地名を思い出そうとしたが、思い出せなくて、”なんかそんなようなもの”と言ってしまう始末。

あせったー。

さすがにこんな状態で、ここで生きていくのはつらい。
30年後、老人ホームに入った時に、自分の意志が伝えられないと困る。

そんなわけで、私は引きこもり終結を宣言し、週2回はアクティブに外に出て、人にかかわろうと決意。

絵のクラスは気が向いたら行くことにして、来週から体を動かすクラスや、お友達づくりの、おしゃべりクラスに参加してみようかな。

ネットで探すと、シニア向けにあるんですね。お茶会が。
私にとっては、貴重な英語カンバセーションの練習の時間。

そんなことを考えていると、楽しくなってきました♡


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2年前の裸婦デッサン会にて 白黒チャーコール使用↑↑↑


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