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バリ島ゆったり3週間一人旅⑬ 【前半10日間の食事】

バリ島ウブドの食事


朝は路上の屋台で三角紙包のご飯を買うのが定例なので、バラエティーに乏しい。ここでは毎日外食したランチを紹介。

ワルンと言われる大衆食堂だ。見た目がちょっと、という感じだが安くて美味しかったので、ずっとこの店で食べていた。

毎日ランチを食べていた大衆食堂
食堂からの風景 向かいはヒンズー教のお寺


1、初日はメニューがよくわからなかったので、聞いたことのあるナシゴレンを注文。炒め飯にスナックとサラダ、卵焼きがついてくる。普通に美味しい。大衆食堂なので衛生的にどうかしらと頭の片隅で思いながら。でも、大丈夫だった。安食堂でも問題ないと自分に自信が持てた最初のメニュー。

ナシゴレン 20,000ルピア (200円)


2、汗だくで歩いたあとで、このしょっぱい豆腐カレーはとても美味しい。具だくさん味噌汁にココナッツクリームを入れたような親しみのあるお味。
大きい皿に盛ったご飯が少なく見えるのは相対的なものだろうか。ご飯が少ないのに薔薇の絵で誤魔化してると思う私は、食い意地が張っているのだろうか。

タイ風豆腐カレー 20,000ルピア(200円)


3、いろんなおかずの盛り合わせ。トマト煮込みのテンペイと豆腐は?な味だったけれど、だんだん慣れておいしくなる。ご飯にのっているのはナッツ。柔らかいご飯とカリカリに揚げたナッツのコンビネーションは、意外によく合う。

ベジタリアン チャンプラ 20,000ルピア(200円)


4、野菜を多く取ろうと意識してベジタブルスープをたのんだ。野菜がたくさん入ったコンソメスープ。なあんだ、コンソメスープかと思いながらやはり健康第一だと人生の優先順位を自覚させるメニュー。

ベジタブルスープとご飯 25,000ルピア(200円)


5、茹で野菜の盛り合わせの真ん中のピーナッツソースをつけながら食べる。このソースがとても美味しい。簡単なので、うちでも作れそう。でも、毎日これだとブーイングがでそう。
ガドガドというネーミングがいい。一体何が出てくるのだろうと期待させる。出てきた物を見て、なあんだ野菜の盛り合わせかと思わせておいて、このソースであっといわせる。人間の心理を洞察し楽しませる、心憎いメニュー。

ガドガド 25,000ルピア(250円)


6、ニュージーランドなら普通のランチでタイ料理を食べると2000円以上はする。でも、このパッタイは、なんと1/8のお値段。ここではインドネシア料理と同様にタイ料理も珍しくないらしい。のれんの向こうで、おばちゃんがフライパンをゆらしてる様子を想像してしまう家庭料的なお味。普通に美味しい。

パッタイ 25,000ルピア (250円)


7、肉が入るとスペシャルになるのは、我が家もバリも共通らしい。見た目も華やかなスペシャルナシチャンプラ。豚肉を頼みました。そうしたら、串焼きが2本とトマト味の豚肉もついてきた。300円でこれはすごい!なんだか作っている人に対して申し訳ない気持ちが湧き上がる、人の良心をくすぐるメニュー。

スペシャルナシチャンプラ 30,000ルピア (300円)

8、タイカレーにはレモングラスがぶつ切りで入っている。それは、食べる物なのか月桂樹のように取り出すべきなのかわからない。混ざっていると、つい口にはいる。レモングラスの味がする。こうやって、カミカミして味わって吐き出すのは正当な食べ方なんだろうか。
でも、こうして味わうとなんだか美味しいから、ちょっと下品だったかもしれないけれどクチャクチャして楽しんでペッと出していた。

お腹が空いていたので、ご飯のおかわりを注文。美味しかった。

タイ風ツナカレーご飯もう一杯 25,000ルピア (250円)


9、味付けした内容物をバナナの葉に包んで焼く、それがペペス。私は豆腐を注文。
路上で売られている葉っぱはこうして使われるのだ。アルミホイルや、ベイキングペーパーではなくてバナナの葉。いいですね、郷土料理っぽくって。それが、やすやすの大衆食堂で出されるなんて。つまり、バナナの葉を使った方が安上がりなんでしょうね。エコですね。

ペペス豆腐 20,000ルピア (200円)


10、奮発して350円のメニューにしてみた。出てきた時は、ちょっとがっかり。ボリュームが足りないと思いつつ、決めたことについては後悔しないと自分に言い聞かせながらいただく。
さすが、チキンの中華炒めというだけのことはあって、食べても食べてもチキン。意外に食べごたえがあった。この際、栄養のバランスなんて考えるのはやめましょう。

ゴンバウジデン 35,000ルピア (350円)
どうしても覚えられないメニュー


11、クラッシュした氷にマンゴージュースが入っている。真ん中に突き刺したストローは氷に支えられて垂直に立っている。私たちの年代ではお葬式にはつきものの、ご飯に刺したあれを思い出してしまう。この出し方は、日本ではタブーだろうなと思うのは私だけ? 美味しかった。

あまり衛生的ではない屋台では氷には気をつけるようにとガイドブックには書かれている。あっ、しまった。氷が入っている。と思ったが、ゲストハウスが立ち並ぶこの通りにある店、お客さんはみんな観光客。きっとボトルの水を使ってると信じよう。美味しかった。

マンゴージュース 15,000ルピア (150円)


12、マンゴージュースが大丈夫だったからラッシーも大丈夫。美味しかったけれどヨーグルトの味がしない。ココナッツミルクを使っってるのかな?わかりません。写真を撮るために、ストローを斜めにした。

ミックスフルーツラッシー 17,000ルピア (170円)



機内食


ニュージーランドエア、デンパサール行き。

カレーはちょっと東南アジア風。クスクスのサラダは普通に美味しい。
約一年ぶりに食べたアイスクリームはお口にとろけた。隠れて見えないけれど、チーズとバターもついている。
機内食は美味しくないという人もいるけれど、一年に多くても数回の海外旅行では機内食は楽しみの一つ。何が出てくるのかな、と考えるだけで楽しい。

メインのパイは普通に美味しかったけれど、完食は無理だ。胃にもたれる年頃になってきたから。それに、私は心も体もアジア人。なんといってもご飯がいいのです。
ニュージーランドエアではお決まりのもっちりケーキがデザートについてくる。さすがにこれは食べられない。
フォークとナイフがプラスチックから 木製に変わっていた。エコですね。

でも、以前は日本で割り箸を使う習慣を海外からずいぶん批判されていたはず。日本の割り箸は端材で作られていたので、そもそも廃物利用だった。うちの実家では、食堂で働いていた知り合いから使われた割り箸の山をもらって、風呂釜に焚べていた。物を大切にする日本の習慣は海外から理解されないことが多かったと思う。今では、“もったいない”  をそのままの発音で使うことがエコっぽくてカッコいいイメージがあるけれど。


以上、旅の途中経過として旅の前半の食事を紹介しました。後半はニュージーランドに帰ってからになります。お楽しみに。





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