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父も知らない母の秘密

こんばんは。峰松です。

最近、母の秘密を知りました。「F1が大好き」らしいのです。

カミングアウトのきっかけは、私から父への気遣いでした。

父は自動車整備士で、私が小さい頃から鈴鹿でのレースをビデオで見ていました。だから、F1は大好きだろうと思い、鈴鹿でのF1を観戦することを提案しました。

前述の記事のように父はパーキンソン病で入院中。
さらに、体調も不安定。
父は鈴鹿に行かない決断をしました。

ならば、

母娘の詳しくない2人では楽しくないだろうと思っていたのに、なぜか母は乗り気。
結局、2人でF1観戦へ鈴鹿まで行きました。決勝だけを見るつもりで向かったのに、台風のおかげで予選と決勝が1日で見れるという嬉しいハプニングも。

当初は父の付き添いだと思っていたはずの母は隣で大はしゃぎ。

鈴鹿での観戦は、私が全く詳しくないので、詳しい知り合い(Aさん)に同行をお願いしていました。

Aさんと母は面識が薄いので、世間話をしつつ、F1について解説をしてもらっていると、
突然、「結婚前、深夜にF1のレースをテレビで見ていた」と。

初めて知った事実にびっくりしていると、「お父さんにも、まだ内緒にしている」のだと。

私は母がF1好きだと、そこで初めて知ったのです。

仲の良い両親だからこそ、父も知らない母がいることが衝撃でした。

家族って、「何でも話せて、何でも知ってる存在」だと思ってたんです。
夫婦なら余計にそうなのかなと。
娘である私と、母、父より、両親2人はずっと長い時間付き合ってるから。

親元を離れてもうすぐ4年経つのですが、この4年間で母や父とはよく考えが合わないなあ!と話し合うことが増えました。

家族って「一番近い、私じゃない人間」なんだなと。

じゃあ、夫婦って「近くにいる他人」に過ぎないのかなと。

母が父に隠してる心理は知らないけど、
理解できない部分とか、理解して欲しくない部分とか、その辺尊重してるのかなって。

父が元カノとの思い出の曲を車で流してても
母の前では言わないように。

近くにいる人と、心地良い場所をつくり続けられるように
想うことって大事なのかもなあ。


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