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【リン子どん】美ら海水族館にいる謎の少女について【誰?】

美ら海水族館に行ってきたよ。

美ら海水族館のシンボル、ジンベエザメ。大きさは知識として知っているけど、生で見ると予想以上にでかすぎる。

餌を食べようと直立するジンベエザメ。

これはサメについての展示をしている「サメ博士の部屋」のコーナー。

説明パネルに、サメの被り物をした女の子が描かれてる。ジンベエザメモチーフのデザインだ。

白衣を着て猫と犬を連れている。

ここにもいる。この犬の顔だいぶやばいな。

かわいい。というかイラスト多いな。

サメモチーフのキャラなのにサメと無関係のエリアにもいた。

サメの被り物の上から透明なドーム被ってるのちょっと面白い。

現在地にいる。

指差し要員として登場。

親戚みたいな子もいる。

それにしても彼女は何者なのだろうか。

説明パネルの賑やかし用に描かれたにしてはデザインの完成度が高いし、イラストの種類が多すぎる。

適当に描かれたものではなく、きちんと設定を与えられ、丁寧にデザインされたキャラクターなのではないか。

ただ私が見た限り、美ら海水族館内では彼女の名前や設定は発見できなかった。

どうしても気になったので、直接美ら海水族館へ問い合わせてみた。

その結果、問い合わせから半日ほどで丁寧な回答をいただいた(ありがとうございました)。

彼女の名前は「リン子どん」だ。

「リン子」ではなく「リン子どん」である。変わった名前だが、ジンベエザメの学名である「リンコドン・タイプス」が由来だという。

やはり、見た目通りジンベエザメがモチーフのキャラクターだ。

ちなみに引き連れているヤバめの顔の犬は「カルカロどん」といい、ホホジロザメの学名「カルカロドン・カルカリアス」が由来だという。

猫の方は「ヘテロどん」といい、ネコザメの学名「ヘテロドンタス・ジャポニクス」が由来だ。

リン子どんの年齢や身長は不明で、「ジンベエザメと同じく謎に満ちた存在」だという。

被り物をした少女に見えるが、人間であるかも疑わしい存在なのだ。

もしかしたら元ネタ通り身長が15メートル以上あって、普段は真っ暗な深海2000メートル辺りをぼんやりとただよっている存在なのかもしれない。

人前に姿を現したのは2012年7月21日から開催の夏休特別企画「アナタの知らないサメたち」だという。

それからは飼育員や解説員の要望で、何と100を超えるバリエーションが描かれた。

なお、美ら海水族館の売店や販売サイトで彼女が登場する冊子が販売中だ(問い合わせのお礼のための宣伝)。

※画像は「https://store.shopping.yahoo.co.jp/churaumiokinawa/book-03.html」より

世の中のオタク共は、こういった「萌えキャラではないけどかわいらしいデザインの女の子」に弱い傾向にある。かわいいだけでなく個性もあり、流行するポテンシャルを感じるキャラだ。

「12年前からいる上に説明パネルでたくさん登場している割に話題にならないな、よし、ここはひとつ私が文章にまとめて広めてやろう」と思ってこの文章を書いたのだが、どんな界隈にもファンはいるものなので念のためX(※Twitterの成れの果て)で「リン子どん」と検索してみたところ、すでにかなりの数のファンがついており、ファンアートも多数あった。

私がこんな文章を書くまでもなくすでに人気キャラクターであることがこんな終盤になって明らかになったが、まだまだ知らない方も少なくはないと思うので、まあいいかと思うことにしておく。

美ら海水族館に来たらぜひリン子どんを探してみてほしい。

あと、美ら海水族館様はぜひ、PLUM辺りで廉価なミニフィギュアの作成の検討をいただけないだろうか。水族館で売り出したらたぶん1日に2,3個は売れるし、少なくとも私は買うので。

※PLUMの北条まどかのフィギュア。確か840円くらい。これくらいのクオリティで作っていただけると幸いです。

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