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清洲(きよす)橋は重要文化財

  いつもの散歩コースは浜町緑道経由ピーコックで買い物だが、昨日はピーコックの更に先まで歩き、久々に清洲橋を見て来た。
 
 文化庁の資料によると・・・・
 清洲橋は、2007年に国の重要文化財に指定されており、隅田川下流に架かる道路橋である。
関東大震災後の帝都復興事業の一環として,内務省復興局土木部長太田圓三らの設計により,昭和3年3月に竣工した,橋長186.2m,中央支間長91.4m,幅員25.9mの規模を有する広幅員の三径間自碇式(じていしき)補剛吊橋である。橋脚及び橋台は鉄筋コンクリート造で,上部構造は,塔柱から吊された吊鎖(ちょうさ)を橋端部において主桁と連結し,吊鎖と主桁を吊材(つりざい)で繋いでいる。
 材料,構造形式及び工法に当時の最先端技術を駆使しており,昭和初期を代表する吊橋として重要である。・・・・とのこと。
 
 
 上流の新大橋、下流の隅田大橋に比べると、清洲橋が圧倒的に優雅だ。鉄製の橋の構造体は規則正しくリベットで結合されており、青磁色の塗装がなされている。丁寧なメンテナンスがなされ、100年前の構築物とは思えぬ上品さを保っている。以前隅田川遊覧船に乗り、橋を下から見上げた時も見事に規則正しいリベットに感心したものだ。因みに現在建造するなら溶接構造だろう。喜び勇んで写真を撮りまくった。

優雅なリベット構造


 
 橋から上流方向にはスカイツリーが望め、下流は月島の高層ビル群が見える。帰りはいつもの如くパリの如き浜町緑道を歩き、セーヌ川にも優雅な橋が架かっているのだろうか・・・・と思いつつ帰宅した。

下流に月島のビル群を望む
はるか上流にスカイツリーを望む


パリの如き、浜町の緑道

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